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おでん式(日本式)トラップ、胸

目次
1、命をまもるために 心臓震盪(しんぞうしんとう)について
2、ボールを扱う準備と心構え
3、ボールが自由に動ける空間 空間を限定する
4、トラップでは保険と布団をかける 保険と布団のかけ方
5、上昇するボールを扱う 上昇するボールの色々な扱い方
6、落ちるボールを扱う 落ちるボールの扱い方
7、へそから肩の間にあるボールを扱う 今までのまとめ

目的
シュートやドリブルと同じ方法を使ったボールの扱い方を覚える
理由
同じやり方を使うことで、習得するまでの時間を短くするため

最終更新:2015-01-22 公開:2015-01-22

1、命を守るために

心臓震盪(しんぞうしんとう)について
専門家ではないので詳しいこと分かりませんが、「胸」にボールが当たって亡くなることもあるようです。「心臓震盪(しんぞうしんとう)」で検索すると詳しい情報が出てきます。
私が調べた感じだと、比較的若い人に起こるようです。弱い衝撃で起こるそうなので、気をつけた方がいいでしょう。
心臓の真上あたりにボールが当たると、特に危険なようです。

可能ならば、別の場所を使うトラップがいいと思います。
高い場所から落ちてくるボールは、「胸」ではなく「足の裏」等を使うといいでしょう。
「胸」を使うのは避けた方がいいかもしれません。
対策として、AED(自動体外式除細動器)を常備しておくといいそうです。
知識が不幸を防ぐこともありますので、情報を集めてください。
専門家ではない私が簡単に調べただけなので、間違っている可能性もあります。詳しくは専門家にお尋ねください。

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  • 胸でボールを触るとき

「胸」でボールに触るときは、「胸の真ん中(下の図ロのB)」ではなく、「胸の左右(下の図ロのA)」を使いましょう
「胸の真ん中(下の図ロのB)」を使うと、ボールを自由に動かすのが難しくなります。
心臓震盪(しんぞうしんとう)対策にも、「胸の真ん中(下の図ロのB)」は避けます。
「胸」を使う場合は、「胸の左右(下の図ロのA)」を使うといいでしょう。
私は、肩の近く(肩から首の間、鎖骨の近く)を使っています。
胸の筋肉がつくと、トラップをしやすくなった気がします。

ボールを胸で色々な方向に動かす絵

「上半身と下半身の分離」で、上半身と下半身を別々に動かす方法を習得していると思います。
上半身と下半身を別々に動かすなら、「胸の左右(上の図ロのA)」を使うといいでしょう。
「胸の左右(上の図ロのA)」なら、下半身は移動に、上半身はトラップに使うことが出来ます。(下の図あ)
「胸の真ん中(上の図ロのB)」を使うと、上半身と下半身を別々に動かす長所を活かすのが難しい。
「胸の左右(上の図ロのA)」なら、ボールをより上手に動かすことが出来ます。
「胸」でボールを扱うなら、「胸の左右(上の図ロのA)」を使うようにしましょう。

上半身と下半身を別々に動かすトラップ

上半身と下半身を別々に動かす
「上半身と下半身の分離」

ボールが怖いなら優しいボールと付き合おう
怖いボールは、なぜ怖い

2、ボールを扱う準備と心構え

  • 扱うボールの種類

へそから肩の間にあるボールを扱います。空中にあるボールです。
空中にあるボールには、「地面に近付くボール」と「地面から離れるボール」があります。
「地面に近付くボール」は「落ちるボール」、「地面から離れるボール」は「上昇するボール」とします。
「落ちるボール」は扱いやすい。「上昇するボール」を扱うときは気をつけます。

ボールが最も安定する場所は地面でした。空中にあるボールは、地面に戻すことを考えます。
へそから肩の間にあるボールを、少しでも早く地面に導きましょう。

  • トラップで使う身体の部分

「身体の大きな部分」を使います。
「胸」と「頭」を使うといいでしょう。他の部分を使っても問題ありません。
「早送り機能」も使います。

  • ボールをどうしたいか

ボールに触れることで、動きが変わります。ボールをどこに動かすかを考える。
理想のボールに合わせた扱い方を紹介します。
「地面に導くトラップ」と「浮かせるトラップ」を扱います。
「地面に導くトラップ」は「ボールを安定させる」、「浮かせるトラップ」は「ボールを不安定にさせる」で扱います。

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  • 気をつけること

トラップ以外でも同じですが、ボールを扱うときは保険をかけるようにします。
ボールが急に動いても問題ないような扱い方を心がけると、きまぐれなボールにも反応出来ます。
ボールを扱うときは、保険をかける。
ボールは急に動くという前提でトラップします。

  • 空中にあるボールを扱うときの共通の考え

空中にあるボールを扱うときは、「ボールが最も安定する地面に導く」ようにします。
基本は地面に導く。
「空中にあるボール」よりも「地面を転がるボール」の方が扱いやすいため、特別な理由がない限り地面に導くようにします。
地面に導かない特別な理由とは、ボールが空中にあった方が有利になる等。例えば、相手ゴール前でオーバーヘッドキックを行う場合、ボールが地面にあると大変です。他にも、相手を飛び越えるようにボールを動かして相手を交わす、トラップを中断するため等(トラップの中断は下で説明)。
基本は地面に導くようにするといいでしょう。特別な場合に空中に導く。
地面にあるボールは比較的扱いやすく、経験の差の影響を受けにくい。
ボールを扱うときは空中で勝負するのではなく地面で勝負するといいでしょう。

地面で扱うのが得意になってから、空中にあるボールを扱うといいでしょう。
特に「膝から下」にあるボールが大事です。

空中にあるボールは、地面に導くことを基本とする。
ボールが空中にあった方が有利な場合は、ボールが空中にあり続けるように動かす。

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  • 危険な場合は中断する勇気を。安全になってから再び挑む

空中にあるボールを扱うときは、自分も相手もボールに夢中になることがあります。
お互い接近しているのに気付いていないと、衝突することもある。
こちらに怪我をさせるために、わざと体当たりをしてくる相手もいます。
相手が自分を壊しに来る場合は、トラップするのを中断して安全確保を優先します。

「トラップの中断」とは、ボールに触らないのではなく、ボールを相手が触れない状態にすること。
自分よりも高い位置にあるボールを触ることは出来ませんよね。
触ることが出来たボールを、「相手が触ることが出来ないボール」に変えます。
ボールが下に落ちてくるまでの時間を使って、相手の頭突きや目潰し、肘、膝、蹴り等を避けます。

通り魔を避ける時間を作りましょう。通り魔がいなくなってから、再びトラップをします。
怪我をしないことが大切です。ボールを自分のものにすることだけを考えるのではなく「安全に」自分のものにするように心がけましょう。
相手がサッカー選手だとは限りません。サッカー選手の姿をした「別の何か」の可能性も常に考えましょう。
笛に「何か」が詰まっていると、音が出ません。
「別の何か」がいても笛に「何か」が詰まっているため、笛が鳴らないこともあるので気をつける。

笛に詰まる何かについて
「紙幣が詰まった笛は鳴らない」

3、ボールが自由に動ける空間

  • ボールが動ける空間

ボールをトラップする前に、ボールが自由に動ける空間を把握します。
空中にあるボールは地面で跳ね返る。ボールが動くことが出来る一番低い場所は地面。
上の方には動ける空間がたくさんあります。
へそから肩の間にあるボールを扱うときは、上の方に気をつけるといいでしょう。
下の方は地面がありますので、あまり気にしなくても問題ありません。
ボールの上への動きに気をつける。

  • ボールが動ける空間を決める

ボールが上の方に行かないように、天井を作ります。
人の身体で天井を作ることで、ボールが上の方に動くのを防ぎます。

ボールが地面に近付くようにします。
自分の身体を使って、ボールがより早く地面に触れるようにしましょう。
ボールが地面の上で安心出来るように、天井を作って「上下」の選択肢を消します。

特別な場合を除いて、空中にあるボールは地面に導く。

4、トラップでは保険と布団をかける

  • トラップには保険をかける

ボールを扱うときは、保険をかけましょう。
「身体の大きな部分」を使うことで、トラップに保険をかけることが出来ます。
ボールの急な動きにも対応出来るトラップを覚える。
「胸」でボールを扱うときには、そこまで心配しなくてもいいと思います。

  • ボールに布団をかける

空中にあるボールを触るときは、布団をかけるようにします。
布団のかけ方でボールの動きが変わるので、自分が動かしたい方を考えておきましょう。
布団のかけ方も他と同じなので、すぐに使いこなすことが出来るでしょう。

動いて欲しくない方に、しっかりと布団をかける。

  • ボールの触り方

空中にあるボールを触るときは、「ボールの芯をはずす」ようにします。
「芯のはずし方」は、「ボールにお辞儀をする(下の図イ)」、「掛け布団をかける(下の図ロ)」、「矢印の先を避ける(下の図ヘ)」を使うといいでしょう。
自分が一番使いやすいものを選びます。全部使っても問題ありません。

ボールや矢印をお辞儀、布団、足の裏で扱う絵

ボールの「上下」の選択肢を消すときは、「お辞儀」や「掛け布団」、「矢印の先を避ける方法」を使うといいでしょう。
ボールを左右へ動かすときは、「壁(下の図3、6、9)」を使います。ボールの進む先に身体で壁を作ることで、ボールを導きます。

左右に壁を作ってボールの行き先を決める絵

ボールに与える空間の作り方
ボールの「上下」は「天井(地面)」、「左右」は「壁」で決定する。
「天井」の作り方、「お辞儀」、「掛け布団」、「矢印の中心を避ける」。
「壁」の作り方。ボールの進む先に身体を準備する。動いて欲しい方には壁を作らず、動いたら困る方に壁を作る。

5、上昇するボールを扱う

  • ボールの扱い方の基本と例外

ボールの扱い方は「安定させる」と「不安定にさせる」の2つ。
基本は「安定させる」です。特別な理由がある場合は、「不安定にさせる」を選びます。
ボールが最も安定する場所は地面ですから、「安定させる」場合はボールを地面に近付ける。「不安定にさせる」場合は、地面から遠ざけるようにします。

ボールを安定させる

胸の高さにあるボールを安定させます。ボールを地面に近付けるようにします。
上昇しているボールは、時間がたつほど不安定になります。
ボールは上昇した後に落ちてきますが、落ちるまで待つのは相手に反撃の機会を与えることになるので避けましょう。
上昇しているボールが上の方に行かないように、天井を作ります。

  • 天井を作る身体の場所

へそから肩の間にあるボールを扱うときは、「胸」や「頭」を使うといいでしょう。
「足」を使うことも出来ますが、使いやすいのは「胸」や「頭」だと思います。
使いやすい場所を選びましょう。

  • 天井を作る

「頭」でも天井を作ることが出来ますが、「胸」で天井を作るのが楽でしょう。
ボールが進む先に「胸」で天井を作ります。
「胸」で天井を作るのが難しい場合は、「頭」を下げて天井を作るのもいいでしょう。
ボールに触るときは「ボールの芯をはずす」ようにします。
「ボールの芯のはずし方」は、「お辞儀」、「掛け布団」、「矢印の先を避ける」を使います。

  • より早く地面に導く

天井を作る方法は、ボールの上昇を止めるだけです。
より早くボールを地面に導くには、「頭」でボールを下に押すようにします。
「胸」でボールを下に押してもいいのですが、「頭」の方が使いやすいので「頭」がおすすめです。
「手毬(てまり)」やバスケットボールで行うドリブルのようにするといいでしょう。
ボールを地面に向かって押します。
ボールを「頭」で押すときは、近くにいる選手に「頭」を蹴られないようにする。怪我をしないように気をつける。
「頭」でボールを扱うことで、ボールが地面に触れる時間を変えることが出来ます(早送り機能)。

天井を作ることでボールの上昇を止める。
より早く地面に導くには、「頭」でボールを地面の方に押す。
ボールを触るときは、自分が使いやすい場所を選ぶ。

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ボールを不安定にさせる

ボールを不安定にさせます。ボールを地面から遠ざけるようにしましょう。
ボールの高さを調整したり、ボールが上昇を開始する時間を操ります。

  • ボールを上昇させる

へそから肩の間にあるボールを上昇させるのは少し大変です。
「胸」でボールを上に動かすのは難しい。「頭」で上に動かすのも難しい。そうなると、「もも」を使うことになるでしょうか。「足」を使って、ボールに上向きの力を加える必要があります。
「足」を使ってボールをさらに上昇させるのも大変なので、ボールを上昇させたいなら別の高さのときに行う方がいいでしょう。
「頭」でボールを地面に叩きつける(地面にぶつけて上に動かす)のもいいですが、気分が悪くなることもあるので控えた方がいいかもしれません。

ボールを上昇させたい場合は、別の高さで行うようにする。

6、落ちるボールを扱う

  • ボールの扱い方の基本と例外

ボールの扱い方は「安定させる」と「不安定にさせる」の2つ。
基本は「安定させる」。特別な理由がある場合は「不安定にさせる」を選びます。
「安定させる」場合は、ボールを地面に近付ける。「不安定にさせる」なら、ボールを地面から遠ざける。

ボールを安定させる

ボールを地面に近付けます。
落ちるボールは、動きを予測しやすい。動きを予測しやすいのは相手も同じなので気をつける。

  • ボールに触れる

ボールが自分から離れないようにします。ボールを触るときの「胸」の角度に気をつけましょう。
「ボールの芯をはずす」ことで、ボールを自分の近くに動かすことが出来ます。
「ボールの芯のはずし方」は、「お辞儀(下の図イ)」、「掛け布団をかける(下の図ロ)」、「矢印の先を避ける(下の図ヘ)」から選ぶといいでしょう。

ボールや矢印をお辞儀、布団、足の裏で扱う絵

ボールを触るときの「胸」が、下の図(1と4)のような角度だと、ボールが遠くに離れてしまいます。
ボールを触るときは、「胸」の角度を工夫をします。
「胸」で落ちるボールを扱うときは、「掛け布団をかける」ようにするといいでしょう。
下の図(6)のように、身体を丸めてボールを触ります。(イ)のように、腰を後ろに動かすのもいいでしょう。(イ)のように、ボールを驚かせるようにすると「胸」の使い方が覚えやすいと思います。

ボールを胸で色々な方向に動かす絵

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  • ボールの勢いを弱める

ボールに触ることで、ボールの勢いを弱めることが出来ます。
ボールの勢いを弱め、自分の好きな場所に動かしましょう。

ボールを前後に動かす場合
下の図(1)のように「胸」を使うと、ボールを前に動かすことが出来ますが、この使い方はおすすめしません。ボールが前に動きすぎて、相手に飛んでいくことが多いでしょう。
下の図(2)のように「胸」を後ろに動かすと、ボールが後ろに動きます。後ろに動くのと同時に、上の方にも動きます。上にも動くので、急ぎたいときには困るでしょう。このやり方を「胸トラップ」と呼ぶことが多いようです。膝を曲げる等、全身を使うといいでしょう。
下の図(3)のように「胸」を使うと、ボールを少し前に動かすことが出来ます。「お辞儀」をするようにすると、ボールが足元に落ちます。ボールをすぐに触りたいときは、この使い方がおすすめ。

ボールを胸で色々な方向に動かす絵

ボールを「胸」で扱うときは、上の図(1)から(3)のように上半身を伸ばすのではなく、(5)や(6)のように身体を曲げるといいでしょう。
(5)や(6)のように、身体をそらしたり曲げたりしましょう。
身体の曲線を使うと、ボールを扱いやすくなります。

ボールを上空や足元に動かす
ボールを上空に動かすときは、上の図(5)のようにします。「胸」に当たったボールは、上の方に跳ねると思います。ボールを浮かせたいときに便利です。ボールが浮いている時間を使って、自分の身体を動かすのもいいでしょう。
ボールを足元に動かすときは、上の図(6)のようにします。空中にあるボールを足元に動かすことが出来ます。ボールを少しでも早く自分のものにしたいなら、この使い方を選びましょう。遠くから飛んできたボールを自分のものに出来ない場合、(6)ではなく(5)になっていることが多いようです。
上の図(イ)のようにボールを驚かせるようにすると、「胸」の動かし方が覚えやすいと思います。「腰を後ろに引く」ことで、「胸」を(6)のようにすることも出来ます。使いやすい方法を選んでください。

ボールを左右に動かす場合
ボールを左右に動かすときは、動いて欲しい方を開け、動いて欲しくない方に壁を作ります。
ボールの真ん中を触ると、ボールは左右に動きません。下の図(7)
左に動かす場合は、ボールの左側を開け、右側に「胸」で壁を作ります。下の図(8)
右に動かすときは、ボールの右側を開け、左側に壁を作ります。下の図(9)

ボールを胸で色々な方向に動かす絵

ボールを斜めに動かす場合は、「前後」と「左右」を組み合わせます。
「前」は(1)を、「後ろ」は(6)を使います。足元(6)を上手に使うと、「後ろ」に動かすことも出来ます。
斜めに動かす
右斜め前。「前」と「右」。上の図(1)と(9)。
左斜め前。「前」と「左」。上の図(1)と(8)。
右斜め後ろ。「後ろ」と「右」。上の図(6)と(9)。
左斜め後ろ。「後ろ」と「左」。上の図(6)と(8)。

  • 胸でボールを触った後

「胸」でボールを触った後も、他の身体の部分で触るといいでしょう。
トラップを一回で済ませようとするのではなく、何回かに分けて行うようにしましょう。
落ち着いてボールを触りましょう。

「胸」でボールに触ると、変化があります。
変化したボールに合った扱い方をしましょう。
地面に近いボールなら、「膝から下」の扱い方に変えます。

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ボールを不安定にさせる

落ちるボールを不安定にします。ボールを上に動かします。
ボールを「胸」で上に動かすのは少し大変です。
「胸」を下の図(5)のように使います。

ボールを上に動かすときは、自分よりも前に動かすようにしましょう。
後ろの方にボールを動かすと、ボールを見失うことがあります。
相手が近くにいる場合は、ボールの位置が分からなくなると不利になるので気をつけます。
ボールを見失わないために、上に動かすときは自分が見える場所(前の方)だけにする。

ボールを胸で色々な方向に動かす絵

前に動かす場合
前に動かす場合は、上の図(4)のようにします。
後ろは、ボールを見失う可能性があるので避ける。見失わない場合、上の図(5)のようにする。

ボールを左右に動かす場合は、動かしたい方を開け、動いて欲しくない方に壁を作る。
左右に動かす場合
左右に動いて欲しくない場合は、ボールの真ん中を触る。「胸」は上の図(7)のようにする。
左に動かす場合。ボールの左側を開け、右側に壁を作ります。上の図(8)のようにする。
右に動かす場合。ボールの右側を開け、左側に壁を作る。上の図(9)のようにする。

斜めに動かす場合
斜めは、「前後」と「左右」を組み合わせます。「斜め後ろ」は、ボールを見失う可能性があるので使うときは慎重に。
右斜め前。「前」と「右」。上の図(4)と(9)。
左斜め前。「前」と「左」。上の図(4)と(8)。
右斜め後ろ。「後ろ」と「右」。上の図(5)と(9)。
左斜め後ろ。「後ろ」と「左」。上の図(5)と(8)。

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  • 胸を動かす
胸を前に出す方法を描いた絵

「胸」を前に出すことで、ボールの動かし方を変える。
猫背の状態から「胸」を張るようにすると、「胸」を前に出すことが出来ます。(上の図3)
上の図(2)や(3)を使うと、ボールを大きく動 かすことが出来ます。

下の図(1)のように、上半身を回転させる動作を使うのも良いでしょう。
下の図(A)の部分でトラップをすれば、(1)から(3)の動作でボールを動かすことが出来ます。
(B)の赤い部分は「腕」なのですが、この部分を上手に使ってトラップをする外国の選手もいるようです。(反則になります)

上半身の色々な使い方を描いた絵
  • ボールを浮かせる

ボールを上に動かすと、ボールが浮くことになります。
次の動作に繋がるようにボールを浮かせるといいでしょう。
オーバーヘッドキックのように、高い位置にあるボールを蹴る場合、「胸」を使ってボールを浮かせます。
自分が欲しいボールを作れるようにしましょう。

7、へそから肩の間にあるボールを扱う

「胸」でボールを扱うときは気をつけましょう。
「心臓震盪(しんぞうしんとう)」のことを考えると、「胸」トラップは避けた方がいいかもしれません。
「胸」を使う場合は、「胸の真ん中」でボールを扱うのは避ける。
安全にボールを扱うことを優先しましょう。

へそから肩の間にあるボールを扱うときは、特別な理由が無い限り地面に導くようにしましょう。
ボールを扱うときは、そのボールに合った扱い方をします。
トラップをするときは保険と布団をかける。
動かしたい方は開け、動いて欲しくない方に壁を作ります。

  • 4つ目の「ボールの芯のはずし方」

ボールを動かすときは、「胸」で回転をかけるようするといいと思います。
「胸」で回転をかけるようにする。実際に回転がかからなくても問題ありません。
ボールの扱い方は、全て同じです。「足」も「胸」も同じ。
「足」で回転をかけるときと同じようにします。
回転をかけるようにすると「ボールの芯をはずす」ことになります。
トラップをするときは「ボールの芯をはずす」ようにします。
「ボールの芯のはずす」場合は、「お辞儀」、「掛け布団」、「矢印の先を避ける」を使うといいでしょう。「回転をかけるようにする」のもいいでしょうね。

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  • 胸で回転をかけるようにする

実際に回転がかからなくても問題ありません。「回転をかけるようにする」だけで大丈夫です。
「回転をかけるようにする」方法で、ボールを色々な方向に動かします。

色々なボールの回転を描いた絵

ボールを前後と足元に動かす
ボールを前に動かすなら、上の図(5)の回転をかけようにする。(2)でも可能。
ボールを足元に動かすなら、(2)の回転をかけるようにする。
ボールを後ろに動かすなら、(8)の回転。少し大変ですが(2)でも可能。

ボールを左右に動かす
ボールを右に動かすなら、上の図(4)の回転をかけるようにする。
ボールを左に動かすなら、(6)の回転をかける。
左右に動かさないなら、(5)の回転。(2)や(8)でも問題ない。

ボールを斜めに動かす
右斜め前。上の図(1)の回転がおすすめ。
左斜め前。(3)の回転がおすすめ。
右斜め後ろ。少し難しいですが(1)で可能。
左斜め後ろ。こちらも難しい。(3)で出来る。
ボールを上に動かす
上に動かす場合は、(8)を使う。(7)と(9)でも可能。
斜めに動かす方法は、ボールを見失いやすいので気をつける。

トラップをするときは、(1)、(2)、(3)の回転がおすすめです。
ボールを自分のものにするときに活躍します。
ボールに回転をかける方法は、遊び感覚で行うといいでしょう。
ボールの扱い方は同じなので、自分が使いやすい方法を選びましょう。
「お辞儀」、「掛け布団」、「矢印の先を避ける」、「ボールに回転をかけるようにする(回転がかからなくても問題ない)」の中から、自分に合ったものを見つけてください。

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  • ボールの回転と動きの関係

ボールの回転と、ボールの動きを覚えていますか。
ボールに回転をかけると、動きを変えることが出来ました。
「縦の回転」と「横の回転」があり、「縦の回転」ではボールが「縦の変化」を、「横の回転」では「横の変化」をしました。
この「ボールの変化」、何か気付きませんか。

実は、回転で発生する「ボールの変化」は、トラップの仕方を説明したものでもあります。
例えば、「縦の回転」。「縦の回転」には、下の図(ニ)、(ホ)、(ヘ)があります。
(ニ)の回転では、ボールが落ちます。「下に動く」ということですね。
(ホ)では、回転がかからず、よく飛びます。「前に動く」ということ。
(ヘ)の回転をシュートで使うと、ゴールの上に飛んでいきます。ボールは「上に動く」。(軽いボールを使うと上に動くのが分かりやすい)
この変化は、トラップをするときも同じです。

色々なボールの回転を描いた絵

上の図(ニ)のように扱うと、ボールは「足元」に動きます。「足元」は「下」ですね。
(ホ)だと、ボールは「前」に動く。
(ヘ)は、ボールは「上」に動きます。
回転がかかったボールの変化と、トラップをしたときのボールの変化を比べると、ボールの扱い方が見えてきます。

上の図(ニ)。シュートだと「下に動く」。トラップでも「下に動く」。
(ホ)、シュートだと「前に動く」。トラップでも「前に動く」。
(ヘ)、シュートは「上に動く」。トラップでも「上に動く」。
同じですよね。「横の回転」も比べてみましょう。
簡単に説明します。(ロ)は(ホ)と同じなので除きます。
(イ)。シュートは「右に動く」。トラップでも「右に動く」。
(ハ)。シュートは「左に動く」。トラップでも「左に動く」。
同じでしたね。

ボールの動かし方で悩んだときは、ボールの回転を思い出すといいでしょう。
ボールの扱い方は、シュートもドリブルもトラップも同じです。
ボールの扱い方を覚えたら、今まで以上にボールと仲良くなれると思います。

  • ボールを扱う

「心臓震盪(しんぞうしんとう)」のこともあるので、「胸」でボールを扱うときは気をつけましょう。

心臓震盪(しんぞうしんとう)に気をつける。
「胸」で触る場合は、「胸の真ん中」は避ける。「胸の左右」で触るようにする。
特別な理由が無い限り、ボールは地面に導く。
トラップでは保険と布団をかける。
動いて欲しい方を開け、動いて欲しくない方に壁を作る。
トラップの基本は動かすこと。一回で全てを済ませようとしない。

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トラップメニュー

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2015年1月22日公開。初期組

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