ボールと一緒に上手くなる

「ボールの仕組みを知る」

ボールに愛されるためには、ボールの仕組みを知る必要があります。
ボールのどの部分を触るか。色々なことを説明するときに、ここの知識が必要になってきます。
ボールの扱い方を説明しやすいように、ボールの特定の部分に番号をつけていきます。
今後は、ボールの番号を使って説明します。
重要な番号は少ないので（１つ）、大事な部分だけ覚えると便利です。
この番号は、キック別メニューにあるインステップキック、インサイドキック、アウトサイドキック、ドリブル、トラップでも使います。
ちょっと上級者向けになりますが、右側の「上手くなる旅」でも必要になってきます。

上にある画像の、（１）はサッカーボールです。
そのままの状態では説明が難しいので、一度立方体（サイコロ）にします。（上の図２）
上の図の（２）で箱になったサッカーボールを、（３）で、上、真ん中、下に分けます。
（４）と（５）で、ボールを上、真ん中、下に分けます。
ここから、ボールの上、中（真ん中）、下に数字をつけていきます。

数字をつけるため、下の図を見てください。

上、中、下にわけたボールに、順番に番号をつけていきます。
上の図の（ウ）では左上から右に番号をつけ下の段に進んでいきます。
この方法以外の番号のつけ方をしても問題ありません。
右下から始めても、左下から番号をつけても、番号１４は必ずボールの「中」の真ん中になるはずです。
この１４番を使いこなせるかどうかで、ボールに愛されるかが決まります。
この１４番が、いわゆる、ボールの中心（芯）と呼ばれるものです。
この部分をどう扱うかで、無回転シュートになるか、吸い付くようなドリブルになるかが決まります。

今後、「ボールの14番の14番を撃ち抜く」という表現もします。
この意味は、ボールの中心（芯）の中心（芯）を撃ち抜くという意味です。
14番の14番を撃ち抜けば、完璧な無回転シュートになります。
ドライブシュートの場合は、「14番の14番のやや上を撃ち抜く」となります。
14番を撃ち抜いていれば、最初に触れるボールの部分は何番でも問題ありません。
大事なのは、14番を撃ち抜くかどうか。

より詳しいボールの扱い方は、「どこを触れば欲しいボールを得られるか」をご覧ください。

ボールの扱い方、まとめ
ボールの扱い方は、たった2種類しかない。
14番（芯）をはずすか、撃ち抜くか

• ボールと一緒に上手くなるについて

ここでは、ボールを使って色々なことを行います。
ボールを使って簡単な実験を行ったり、ボールの情報から新しい知識を生み出したりします。
ボールとより仲良くなることが中心になります。

ボールの扱い方を学び、サッカーの試合で活かしましょう。
ボールの扱い方は、ボールを飛ばすときも近くに動かすときも同じです。
遊びながらボールとの接し方を覚えましょう。
ここで学んだことが、他のところで役立ちます。
扱っている内容は簡単なので、遊びながら知識を吸収しましょう。

2015年1月22日公開。初期組