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ボールの芯と、芯を撃ち抜くとは

目次
1、ボールの芯と円(えん)の関係
2、ボールの芯とは
3、ボールの芯を撃ち抜くとは
4、ボールの芯を撃ち抜くときに気をつけること

目的
ボールの芯を撃ち抜くために必要な知識を手に入れる
理由
ボールの芯を確認し、芯の撃ち抜き方を理解するため

最終更新:2015-12-31 公開:2015-12-31

1、ボールの芯と円(えん)の関係

サッカーで「ボール」を扱うときに、「ボールの芯」という言葉が出てくることがあります。
「サッカーおでん」でも、「ボールの芯を撃ち抜く」、「芯をはずす」という表現を使います。
サッカーでは「ボールの芯」を上手に扱う必要があるのですが、よく聞く「ボールの芯」とは何なのか確認しておきます。ボールへの正しい理解があれば、より早くボールと仲良くなることが出来るでしょう。

  • ボールを観察する

サッカーボールを観察すると、どこから見ても丸いことが分かります。
どこから見ても同じなので、サッカーボールを「円(えん)」として扱っても問題はないでしょう。

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  • 円について

円について簡単に調べると、「ある点(中心)から同じ距離に存在する点が集まって出来た曲線のこと」だそうです。
細かいことは専門家に任せて、サッカーに必要な知識を抜きだしましょう。
サッカーで特に必要なものは、「ある点(中心)」、「直径」、「半径」になるでしょうか。
「半径」は使わなくても問題ありません。ここでは、「中心」と「直径」を扱います。
下の図の(1)が「直径」、(2)が「半径」、(3)が「円周」、(4)が「中心」。

ボールの半径、直径、円周を描いた絵

円の「中心」とは、円の真ん中の部分です。円の中心は1つ。
「直径」は「円の中心」を通る線のこと。「直径」は大事なので説明を追加します。
円周上(円の曲線の部分)の2つの点を線で結んだとき、「円の中心」を通る線を「直径」と言うそうです。
「円の中心を通る線が直径」であることを覚えておいてください。
「直径は円の中心を通る」ことを忘れたらいけません。

「円の中心を通る線(直径)」は、たくさんあります。
「サッカーおでん」で良く使う「前後左右」、「斜め」を使って「直径」を描くと、4本描くことが出来ます。下の図(1)から(4)。

円の中心を通る線と通らない線を描いた絵

「直径」は上の図(1)から(4)です。「直径」を見ると「中心」を通っていることが分かります。
上の図の(A)から(H)は「直径」ではありません。
「直径」の確認が出来たので、次はサッカーボールで考えます。

「直径」は、「円の中心」を通る。

2、ボールの芯とは

「ボールの芯」とは、「ボールの中心」のようなものと考えてください。
ボールを蹴るときは、「ボールの中心(芯)」を上手に扱う必要があります。
サッカーで使う「ボールの芯を撃ち抜く」と「芯をはずす」。
この2つの技術の違いは、「直径」を使って説明することが出来ます。

円の中心を通る線と通らない線を描いた絵

上の図の(1)から(4)は「直径」です。(A)から(H)は「直径」ではありません。

「ボールの芯を撃ち抜く」とは「直径」と同じ。上の図では(1)から(4)になります。
「ボールの芯をはずす」とは、「直径」ではありません。上の図では(A)から(H)になります。

上の図では「中心」が小さいですが、「ボールの芯」は大きいので安心してください。
下の図を見ると、ボールが27個に分けてあります。「ボールの芯」は下の図の(14番)になります。
ボールを3つに分けたとき、真ん中の部分が「ボールの芯」になります。ボールの直径は22㎝ぐらいなので、「ボールの中心」は7㎝だと考えればいいでしょう。
7㎝は、足首の大きさ(外くるぶしから内くるぶしの長さ)と同じぐらいです。
「足首」でボールを蹴るときは、「足首と同じぐらいの大きさ」の「芯」に当てるようにしてください。

ボールを3つに分けた絵

「ボールの芯を撃ち抜く」ときは、「直径」のように「中心を通る」ようにする。
「ボールの芯をはずす」ときは、「直径にならない(中心を通らない)」ようにする。
「ボールの芯」は7㎝ぐらいの大きさ。「ボールの芯」は結構大きい。

ボールの半径、直径、円周の詳しい説明
「サッカーボールの知識。半径、直径、円周」

3、ボールの芯を撃ち抜くとは

「ボールの芯を撃ち抜く」ときは、ボールに触れる場所(足首等)が、「ボールの芯を通る」ようにします。
蹴り足で「直径(だいたいで良い)」を描くようにしてください。
「ボールの芯を撃ち抜く」ときは、下の図の(1)から(4)のように蹴ります。
ボールがしっかりと飛ばない、変な回転がかかる場合は、「ボールの芯をはずす」蹴り方をしています。
ボールに勢いが無い、蹴ったときの感触が好ましくない人は、下の図の(A)から(H)のように蹴っているはずです。
「日本語サッカー」の説明を読むと、下の図の(A)から(H)のように「芯をはずす」ように指導されると思いますが、この蹴り方では「芯を撃ち抜くのが非常に難しい」ので気をつけてください。(ボールの下半分を蹴る、下の部分を刈るように蹴る、親指の付け根で蹴る、膝から下を振る等)
しっかりとボールを飛ばしたいときは、「ボールの芯を撃ち抜く」ようにしましょう。

円の中心を通る線と通らない線を描いた絵

「ボールの芯をはずす」蹴り方を使っても問題ありません。どの蹴り方を使うかは、自分の好みで決めてください。
「はずす」のと「はずれる」のは違いますよ。「撃ち抜く技術がある人」は「はずす(当たらないようにする)」。「技術が足りない人」は「はずれる(当てることが出来ない)」。

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「日本語サッカー」で、「ボールの下半分を蹴る」、「ボールと地面の間を刈るように蹴る」と教わることがあると思います。この方法だと「ボールの芯をはずす」ことになるので、理想のボールを手に入れるのが非常に難しくなります。
シュートで説明すると、「芯をはずす」ために「威力が出ない」、「ボールの下半分を蹴る」ために「逆回転がかかりやすい」。
「蹴り足の膝から下を振る」動作が加わると、「シュートが枠の上に飛ぶ」ようになり、遠くからのシュートが苦手になります。ボールを蹴ることが目的なら全く問題ありませんが、シュートを枠内に飛ばそうと考えているなら、別の方法を探した方が良いでしょう。「膝から下を速く振る」、「親指の付け根の部分で蹴る」、「足首を伸ばす」と一緒に使うと、より「ロケットの打ち上げ」に近付きます。

  • 「ボールの芯を撃ち抜く」

下の図はサッカーボールを27個に分け、「ボールのどこを蹴るか」を強調したものです。赤い部分が「ボールの芯」。紫色や水色の部分は「芯ではない部分」。身体に近い方は水色、遠い方は色が濃くなっています。灰色の線はボールの一番下の部分を表しています。濃い灰色で塗ってある部分は影です。

「ボールの芯」を蹴るとき、下の図の中から選択することになります。(細かく考えれば下の図以外にもあります)

ボールを27個に分け、ボールの中心を通る組み合わせを説明した絵

「芯を撃ち抜く」ときは、上の図の(1)から(3)と、(5)から(7)がおすすめです。(身体に近い方を水色とする)

低いボールを蹴りたいときは(1)から(3)がおすすめです。このように蹴るときは、「蹴り足の膝を横に振る」と便利です。

高さが欲しいときは、(5)から(7)がおすすめ。「高さ」が欲しいときは「蹴り足の膝を縦に振る」といいでしょう。「蹴り足の膝を横に振る」方法でも蹴ることは出来ます。自分が好きな方を選ぶといいでしょう。
ロングシュートの場合は「蹴り足の膝を横に振る」方が便利です。「蹴り足の膝を縦に振る」方法でも問題ありませんが、ボールがゴールの上に飛ぶ傾向があるのであまりおすすめしません。

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「日本語サッカー」との違い
ボールを遠くに飛ばすときの「日本語サッカー」と「サッカーおでん」の違いを説明しておきます。「日本語サッカー」を学ぶ場合、「ボールの下半分を蹴る」、「ボールの下を刈るように蹴る」等、「ボールの芯をはずす技術」を教わるはずです。(指導者側は、芯を蹴る技術と説明することが多い)
「日本語サッカー」では、この蹴り方が「ボールを遠くに飛ばす技術(シュートやパス等)」になりますが、「サッカーおでん」では「ボールを近くに動かす技術(ドリブルやトラップ等)」になります。

下の図にある赤い四角が「ボールの芯」です。自分から遠い方が紫色、それ以外が水色になっています。

ボールを27個に分け、ボールの中心を通らない組み合わせを描いた絵

「ボールの下半分を蹴る」、「下の部分を刈るように蹴る」場合は、(14)から(18)になると思います。このように蹴ると、「威力がない」、「変な回転がかかる」、「ゴールの枠の上に飛ぶ」傾向があります。
また、ドリブルからシュートをするときに苦労するでしょう。(特にアウトサイド側に動かしたボール)
点をとるのが難しくなるため、「日本語サッカー」のやり方はおすすめしません。「日本語サッカー」の蹴り方が好きな人は、使い続けても問題ありません。

「日本語サッカー」では、「芯をはずす技術」で、「芯を蹴る(シュート等)」ように努力させる。
「サッカーおでん」では、「芯を撃ち抜く技術」で、「芯を蹴る(シュート等)」ようにする。

4、ボールの芯を撃ち抜くときに気をつけること

「ボールの芯を撃ち抜く」ときは、ボールの扱い方に気をつけてください。
「サッカーおでんのおでん式(日本式)キック」を使う場合は、「ボールの芯を撃ち抜く」ようにします。「ボールを遠くに動かす」ために「ボールの芯を撃ち抜く」とき、「ボールの芯をはずす技術」になっていないか、確認してください。

ボールがしっかりと飛ばない場合、大きく分けて2つ原因があります。
1つめが、「ボールの芯を撃ち抜く技術をまだ習得出来ていない」場合。
飛ばない原因がこれなら正常です。上手くなる途中なので全く問題ありません。
2つめは、無意識に「ボールの芯をはずす技術を選んでいる」場合。
2つめが原因なら、「新しい考え方」を追加してください。追加して欲しい「新しい考え方」は、「足首を固定しなくても良い」、「足首で蹴る」、「蹴り足の膝を伸ばす」です。(「日本語サッカー」以外の技術も覚える)

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判断方法
「親指の付け根(インステップ)で蹴る」、「足首を固定する」、「足首を伸ばす(インステップ)」等。
この中に当てはまるものがあれば、ボールが飛ばないのは「ボールの芯をはずす技術を選んでいる」からかもしれません。(インフロントキックを使う人も可能性が高いでしょう)
もし、「ボールの回転が下の図(7)か(9)」ならば、確実に「ボールの芯をはずす技術」を選んでいます。(右足なら下の図9、左足なら下の図7)

色々なボールの回転を描いた絵

「ボールの芯を撃ち抜く」つもりが、「ボールの芯をはずす蹴り方」を選択していることは珍しくありません。サッカー歴(日本語サッカー歴)が長い人ほど、このような傾向があるはずです。
「芯をはずしやすい蹴り方」で「芯を撃ち抜こう」としても、「練習時間」が長くなるだけです。「シュートを撃つ楽しさ」を学べるとは思えません。「点をとる喜び」を味わえるのは一部の人だけでしょう。

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  • 「ボールの芯をはずす」

「ボールの芯をはずす技術」を確認しておきます。

ボールを27個に分け、ボールの中心を通らない組み合わせを描いた絵ボールを27個に分け、ボールの中心を通らない組み合わせを描いた絵

「ボールの芯をはずす」ときは、上の図(14から49)を使うといいでしょう。
どれを使うかは「サッカーおでん(下の図)」で決めます。「ボールの位置」と「目的地」から「サッカーおでん」を作りましたね。(詳しい作り方は下に)

矢印を作り方を説明した絵

「ボールの芯をはずす」技術は、「ドリブル」や「トラップ」で活躍します。

「シュート」を撃つとき。
「おでん式(日本式)キック」は、「ボールの芯を撃ち抜く」。
「日本語サッカー」は、「ボールの芯をはずす」。

「サッカーおでん」の作り方
「サッカーで使うサッカーおでんの作り方」

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  • 「おでん式(日本式)キック」と「日本語サッカー」の違い

「おでん式(日本式)キック」と「日本語サッカー」では、「シュート」を撃つときに使う技術が違います。これを理解していないと、自分の望むボールを生み出すことは出来ません。

どのように動くかは、「サッカーボール」が判断します。「サッカーボール」が自信を持って飛べるように、自分の気持ちをしっかりと伝えてください。
「サッカーボール」に自分の気持ちを伝えるためには、「サッカーボール語」を使う必要があります。「サッカーボール語を絵で表したもの」が「サッカーおでん」です。
「日本語サッカー」は、「サッカー指導者の考えを日本語化したもの」。
「サッカーボール語」に近いのは、「サッカーおでん」になります。「サッカーボール語」では、「遠くに動く」は「芯を撃ち抜く」、「近くに動く」は「芯をはずす」になっています。

「日本語サッカー」のように「芯をはずす技術」でボールを飛ばすことは出来ますが、「威力」や「精度」に満足出来ないでしょう。一番困るのは、「芯をはずす技術」でボールを飛ばせるようになるまで、非常に時間がかかること。「芯をはずす技術」でボールを飛ばすことは不可能ではありませんが、あまりおすすめ出来ません。

サッカーボール語の説明
「サッカーボール語を覚えよう」

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  • ボールの回転を観察する

「ボールの芯を撃ち抜く」ときは、ボールの回転をよく観察してください。控えめな回転なら問題ありませんが、ボールに書いてある文字が読めないぐらい回転する場合は、ボールの芯をはずしていることが多いです。
「おでん式(日本式)キック」では「足首」でボールを蹴ります。「足首」でボールを蹴ることで、「ボールの芯をはずす」のを防ぐことが出来ます。

  • リフティングで「芯を撃ち抜く技術」を身につけるのは難しい

リフティングでは、ボールに回転がかかっていることが多いはずです。リフティングを練習しても、「ボールの芯をはずす」ことが上手になるだけです。「ボールの芯を撃ち抜く技術」が欲しいなら、リフティングは避けた方がいいでしょう。「日本語サッカー」を使う人は、リフティングで「シュート」が改善されることを祈りましょう。

「おでん式(日本式)キック」を選択した人は、リフティングをするほど「シュート」が下手になります。「おでん式(日本式)キック」で使う「芯をはずす技術」は、「リフティングで身につく技術」とは全く違います。
リフティングは「サッカー技術ではない息抜き」だと思って問題ありません(おでん式(日本式)キックを使う場合)。

「無回転シュート」を習得したい人も、リフティングは避けた方がいいでしょう。リフティングを練習するかは、自分の判断で決めてください。
「指導者」がリフティングをすすめる場合もあると思います。そのときは、リフティングをするといいでしょう。
「サッカーおでん」としては、「貴重な時間」は、「シュート」や「ドリブル」に使った方がいいと思います。

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2015年12月31日公開。追加組

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