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目次
1、アルミマットで学んだボールの芯の探し方
2、サッカーボールの芯を撃ち抜くことと無回転
3、サッカーボールの芯を撃ち抜いたか確認する方法
4、回転で分かるサッカーボールの芯の場所
目的
サッカーボールの芯の場所とボールの回転の見方を覚える
理由
ボールの回転の見方が分かるとサッカーボールの芯の場所だけでなく未来も分かるから
最終更新:2022-08-30 公開:2021-04-07
ここは「アルミマットで学ぶボールの芯の探し方。アルミマットの芯問題」の続きです。
まだ読んでいない人は 「アルミマットで学ぶボールの芯の探し方。アルミマットの芯問題」から読むことをおすすめします。
アルミマットで学んだボールの芯の探し方を使い、サッカーボールの扱い方を確認します。
「何となく分かる」ではなく「確実に分かる」という状態にしましょう。一度理解するだけで大丈夫です。初心者でも確認方法が分かれば簡単に扱える内容なので安心してください。
まずは、アルミマットで学んだボールの芯の探し方を確認します。
アルミマットは横に長いため、横回転を中心に観察しました。(下の図Cのように左右に長い)
アルミマットの芯を蹴ると無回転シュートやドライブシュートになります。
この知識を使ってサッカーボールの芯がどこにあるか確認します。
やり方が分かれば初心者でも簡単に理解出来るので安心してください。
サッカー歴に関係無く判断出来る内容になります。
確認することは1つだけ。
サッカーボールは、どのような回転をしているか。
これだけです。これが分かれば初心者でも自分の力で扱い方を探し出せるでしょう。
サッカーボールの回転の見方を確認したあとは、理想とするボールを追求するといいです。
自分が理想とするサッカーボールを探すのもサッカーの楽しさの1つ。
前回のおさらいとしてアニメーションを3つ紹介しておきます。前回と同じ内容なので一度見たなら確認する必要はありません。
アルミマットの反応を正面から見たものと横から見たもの、アルミマットに当てる棒の角度を変えたもの。(全部見ると長いので、最初の10秒を確認するだけで大丈夫です)
アルミマットの反応を正面から見たアニメーション。
アルミマットの反応を横から見たアニメーション。
アルミマットに当てる棒の角度を変えて反応を見るアニメーション。
サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転シュートになります。(ドライブシュート回転も良い回転なので無回転にこだわらない)
これだけ聞くとボールの回転を確認するだけでいいと思うでしょう。
ここで注意して欲しいのが、サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転シュートになること。
何が言いたいのか分からないと思うかもしれませんが、上の文章は非常に大切です。今後の成長に影響を与える可能性があるため、意味を確認しておきます。
サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転シュートになります。芯を撃ち抜くと無回転になる。
ここまでは問題ありませんよね。では、次の知識も頭に入れておいてください。
「無回転だから芯を撃ち抜いている」とは言い切れない。
何を言っているのか分からない。こう思う人もいるでしょう。説明を読めば簡単です。
サッカーボールの芯を撃ち抜いていない無回転がある。
上のように表現すると理解しやすいでしょう。
無回転は手抜きが出来ます。(ドライブシュートも同じ)
特にリフティングの場合、無回転やドライブシュート回転を再現しやすい方法があります。
多少コツが必要ですが、やり方を覚えると手抜きが出来てしまう。(手抜きと表現していますが悪いものではありません)
リフティングを練習として取り入れる指導者がいると思いますが、リフティングは手抜きが出来るためサッカーおでんはおすすめしません。
私の印象ですが、リフティング練習をする人ほどボールの芯を勘違いしたままだと思います。
もう1つ確認しておきましょう。
リフティングの無回転やドライブシュート回転のボールを見て、ボールの芯を撃ち抜いていると周りが言うのは間違いである。
リフティングでは手抜きが出来ます。一応、通常のシュートでも似たようなことが出来ますが、試合と同じ状況で行うため問題はありません。
サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転になる。ただし、リフティングの無回転やドライブシュート回転は手抜きが出来る。
リフティングでは手抜きが出来ることを知らないと、簡単に騙されますからね。指導者は勉強が出来ないといけませんよ。選手の嘘を見抜けないといけませんから。
手抜きと表現するよりは知恵と言う方が正しいでしょうか。サッカーボールの扱い方が分かれば、リフティングで少し楽が出来ますよという話です。
手抜きが出来ることも考えると、リフティングを練習として行うのはおすすめ出来ません。ただし、本人が息抜きとして楽しむのは良いと思います。(サッカー選手は周りからリフティングの技を見せて欲しいと言われやすいようなので、自己紹介用に何か覚えるのもいいかもしれません)
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無回転やドライブシュートで手抜きをする方法はシュート遊びでも使えます。この遊びを行えば、空中にあるボールも力強く撃ち抜けるでしょう。
無回転やドライブシュートで手抜きをする方法とは、ボールの回転を上書きすることです。
例えば、リフティングで発生しやすい逆回転のボールを、シュートでドライブシュート回転にする等。回転を上書きするのも面白いのでおすすめです。(気持ちが良いのでおすすめ)
回転を上書きする遊びは、ボールの芯を撃ち抜く技術を習得するのに適しています。リフティングよりも回転の上書きの方がおすすめです。(ただし、リフティングの方が好きな場合は好きな方を選んでください。自分の好みを優先しましょう)
回転を上書きする方法とは、ボールを蹴るときに足首とスネを使うことです。インステップキックが分かりやすいでしょうか。
ボールが足の甲に当たる直前にスネに当てる(スネに当てて足の甲に当てる)と、無回転やドライブシュート回転になります。リフティングで行うなら、この方法が楽でしょう。(直接足の甲で蹴るのではなく、スネで触れてから足の甲で蹴るか、スネで触れるのと足の甲で蹴るのを同時にする等。足の甲で蹴ったあとにスネで回転を消すのは大変だと思います。)
この発想を少し改良すると、フリーキックの無回転やドライブシュートに使えると思います。
昔の記憶なので少し自信がありませんが、たしか無回転シュートだったはず。スパイクを履いて土に置いたボールを蹴ると逆回転になった。(地面が芝生だとボールが芝で持ち上げられるため感覚が違いますよ)
その逆回転をドライブシュート回転で上書きすることで無回転シュートになったはず。
リフティングではスネで軽く触れる方法でしたが、フリーキックのように地面にあるボールの場合は蹴り足の回転を使います。
私は帰宅部生まれ帰宅部育ちなのでサッカー部が受ける指導内容は分かりませんが、おそらく蹴り足の回転(特に足首の回転でボールの回転を調整する方法)は習わないと思います。(ボールの下側を蹴ると教わる人が多いはず。または、こする等)
そう思う理由は、周りの選手が蹴るボールの回転と日本代表をはじめとしたプロも含めて似たような回転になっているから。たぶん、ヨーロッパ系の蹴り方でしょうか。欧州代表のボールの回転を想像すると理解しやすいでしょうか。
だいたい逆回転ですよね。ときどき、無回転。(最近は芯を撃ち抜く日本人選手が増えている印象です)
回転を上書きする方法は「ドライブシュートを手に入れる、5、回転をかける蹴り方」で紹介していますが、少し大変だと思います。
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少し思い出したので追加しておきます。壁無しでフリーキック形式で遊んでいたとき、ゴールキーパー役の友人が私のシュートを止めるために跳ぶ。
私から見ると「ジャンプしてボールを止める(または、手で枠の上に飛ばす)」ように見えましたが、友人の足の下をボールが通り得点に。(股抜きのような形)
最初は友人が私に点をくれたのだろうと思っていましたが「落ちた」と言っていたのでゴール前で落ちたのでしょう。(ボールの上を跳び箱のように跳んだように見えた)
蹴った側は「これは止められた」と思ったのですが、意外と入ったという印象です。
わざと跳んで私に点をくれたように見えましたが、友人の性格と発言を考えるとゴール前で落ちたのだと思います。
結構不思議な瞬間でした。
止まっているサッカーボールを無回転シュートやドライブシュートにするという考えだけではなく、動いているボールの回転を上書きして自分好みのシュートにする発想も追加してください。きっと、シュートを撃つのが楽しくなると思います。例、逆回転のボールをドライブシュートにする等。
無回転やドライブシュートを撃つ場合、基本的に止まっているボールを扱うと思います。回転を上書きするとは、動いているボールを無回転やドライブシュートにするという意味です。止まっているボールだけではなく、動いているボールでも回転で遊んでください。
考えたことが無いものが生まれることは無い。何かが偶然生まれるのではなく、何かを受け入れる思想があるから新しい発想が生まれる。
禁止、禁止の思想では新しいものは生まれない。禁止からは拒絶しか生まれない。指導者の禁止は成長の拒絶しか生まない。
だからこそ、何かを禁止するときは時間をかけて様々な危険性を考え、それでもなお禁止が生む利益が不利益を上回るとき、可能な限り不利益が小さくなるような変更方法を慎重に考えないといけない。
文武両道等、一部例外はいるかもしれないが、運動部の指導者が深く考えているようには思えない。(理解に苦しむ内容が少なくないから)
サッカーボールの芯を撃ち抜いたか、ボールの回転から判断します。
サッカーボールはアルミマットのように感情表現が豊かではありませんが、ボールの回転の見方が分かれば表情が分かるでしょう。
サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転になる。
無回転のボールは初心者でも確認出来ます。ボールが回転していないのですから簡単ですね。
サッカーボールを見つめたままボールを落とします。ボールを蹴ったあともボールと目が合っているか確認するといいでしょう。
無回転とはサッカーボールと見つめ合っている状態のこと。
もし、蹴ったあとにサッカーボールが目をそらすなら、芯を撃ち抜いていない証拠です。
サッカーボールの芯を撃ち抜いてボールの心も射抜きましょう。
サッカーボールの回転を確認するときは、分かりやすい模様のボールを使うといいです。(下の図1)
サッカーおでんがおすすめするのは上の図(1)のような白と黒のサッカーボール。サッカー部ではない人がサッカーボールとして想像する模様でしょうか。
文字を読むときに明るさに気を付けるように、ボールの回転を調べるときもボールの模様に気を付けましょう。
回転が判断しやすい環境にすることが上達の近道です。
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サッカーボールの芯を撃ち抜くと無回転になります。今回は簡単に考えます。
手で持ったサッカーボールを足に落としたとき、ボールの芯を撃ち抜くと無回転になる。
初心者が一番簡単に無回転を再現出来る方法は、サッカーボールに回転をかけないように地面に落とすことです。地面に当たったサッカーボールは無回転になるはずです。
次は実際にサッカーボールの回転を確認しましょう。
まずは10回だけ試してください。結果に関係無く、10回試したら次に進んでください。(おすすめの遊び方があるので、それを試す前に現在の能力を確認するための10回です)
手でサッカーボールを足(足の甲にしましょうか)に落とします。ボールの芯を上手に扱うと無回転になります。(足や足首の状態は指定しません。好きなやり方で試してください。工夫をしないで落とすと回転がかかるよね程度で大丈夫です)
10回試したら次に進んでください。
最初は上手く出来ないかもしれませんが気にしない。まずは、下のアニメーションでボールの反応を確認するといいです。最初の5秒がボールの芯に当てたときの反応になります。(最初の5秒が完璧な無回転、6秒から30秒ぐらいまでも無回転として扱われることがあるようです)
最後まで見ると長いので、30秒ぐらい見たら十分です。(芯に当てたときの跳ね方が弱いので設定が他と違うかもしれない。設定を同じにすると天井に当たるため弱くした気がする)
ボールの芯を少しはずしても意外と回転がかからないことに注目。(完璧な無回転ではなくても無回転シュートとして扱われることが多いです)
下のアニメーションのボールは直径が180㎝。
ボールの反応を正面から見たアニメーションを確認したあとは、横から見たアニメーションでボールの反応を確認します。
完璧な無回転とは、どのようなものなのか確認することが大事です。完璧な無回転は正面から見ても横から見ても回転がないボールのこと。(サッカーでは多少回転がかかっていても無回転として扱われるようです)
完璧な無回転は、どこから見ても回転が無いことを「しっかりと確認」してください。下のアニメーションは横から見たものです。最初の30秒ぐらい確認するだけで十分です。(最初の5秒が完璧な無回転、6秒から30秒ぐらいまでも無回転として扱われることがあるようです)
多少回転がかかっていても無回転として扱うといいです。無回転は「だいたい無回転」程度で大丈夫でしょう。
ここから扱う無回転とは多少回転がかかっていても良いものとします。完璧な無回転を追求するのは、ボールの回転の見方を覚えてからのお楽しみ。
相手ゴールにサッカーボールを入れて得られる点数は常に1点です。完璧な無回転でも逆回転でも、同じ1点です。
変な回転でも完璧な無回転でも得られる点数は同じ。完璧な無回転にこだわらないようにしましょう。
ボールの回転は点数に影響を与えません。美しさを左右する程度です。
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無回転とは何かを確認したら、サッカーボールを使って実験します。
他では触れていないと思いますが、サッカーおでんの基本的な思想として「無駄なことはしたくない」があります。
サッカーが上手くなる方法が2つあるときは、より早くサッカーボールに愛される方法を選ぶ。
サッカーおでんがサッカーに求めることは幸せです。不幸ではありません。
幸せの説明を簡単にするために、不幸とは何かから話しましょう。
不幸とは終わりのことである。
終わりとは、そこから先が無いことである。
そこから先が無いとは、未来が無いということ。
未来が無いとは、その人は生きていないという意味。
不幸とは、サッカー選手として生きていないこと。
生命として生きていないのか。それとも、サッカー選手として生きていないのか。
生命や選手生命を奪われた状態のことを不幸と考えます。
サッカーおでんはサッカーに幸せを求めている。
サッカーが上手くなる方法が2つあるならば、より早く選手として幸せになれる方法を選ぶ。
サッカーボールに愛されるために生きることが、選手が最初にすることです。
二番目にすることは、ボールからの愛情を試合で実感すること。
日本人選手の不幸を望む指導者は、下手になる練習を押し付けるでしょう。
サッカーおでんは、貴重な時間はサッカーを味わうために使うべきだと考えています。
理不尽に使うような時間など存在しない。最大の理不尽とは殺人のことである。
スポーツや、その他、日常生活に理不尽は必要ありません。
サッカー日本代表には犯罪被害者が何人選ばれていますか。プロを目指すために犯罪被害者になろうとする人はいますか。
いませんよね。心身共に健康であることがサッカーを味わう最大の秘訣です。
日本人を壊すことに興奮を覚える集団がいるので気を付けましょう。(特に日本人の子供を狙う集団が珍しくない)
試合で自分の力を試す機会を奪うことは、日本人選手の未来を奪うのと同じ。
付き合う相手は選びましょう。
成長速度を正常に戻し、そこから早送りしましょう。正常な環境でサッカーをするのが当たり前です。
成長速度を上げるためには、アルミマットで得たボールの芯の探し方が必要になります。
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サッカーボールをサッカーボールとして扱うと大変なのでアルミマットにしましょう。
何を言っているのか分からない。
意味が分からないと思うかもしれませんが、非常に簡単なことです。
アルミマットの特徴をサッカーボールに持ってくるという意味です。
アルミマットで回転を確認しやすいのは、アルミマットの形が影響していました。
下の図のように左右(下の図2)の選択肢が長いことがアルミマットの回転を確認しやすい理由でした。
この「選択肢が長いと回転を確認しやすい」という発見を使ってサッカーボールを扱います。
サッカーボールをアルミマットにするとは、回転を確認しやすいように選択肢を長くするという意味です。
上の方で書いた「サッカーボールをサッカーボールとして扱うと大変なのでアルミマットにしましょう」を言い換えると下のようになります。
サッカーボールを選択肢が短いまま扱うと大変なので選択肢を長くしましょう。
このように表現すると理解がしやすいでしょうか。サッカーボールを選択肢が短いサッカーボールとして考えるのではなく、選択肢が長いアルミマットのように扱うという意味です。
サッカーボールの選択肢を長くするために、サッカーボールを変形させるのかと思う人もいるかもしれません。
この発想も面白いのですが、サッカーボールとしての機能を失うのでしませんよ。
変えるのは発想の方です。見る側の考え方を変えることで、サッカーボールをアルミマットと同じようにします。
サッカーボールをアルミマットのように扱うために、見る側の発想を変えます。
アルミマットは選択肢が長いという特徴がありました。サッカーボールに変更を加えずに、選択肢を長くします。
アルミマットと足の幅を観察すると、長いもの(アルミマット)と長くないもの(足の幅)と表現出来ます。
この組み合わせを使います。
サッカーボールを扱いやすくするために、長いものと長くないものを準備したい。サッカーボールは長くないものに当てはまるので長いものを探します。
足の甲は長くないため、別のものがいいでしょう。
足の甲だけだと長くありませんが、スネを加えると長くなります。「もも」も使うなら、より長くなりますね。
サッカーボール(長くないもの)と組み合わせて使う長いものが「ももからつま先」までになります。
ももからつま先までを長く使うことで、サッカーボールをアルミマットと同じように扱えます。
では、サッカーボールで実験しましょう。
簡単な説明。
発想を変えるだけではサッカーボールの選択肢は短いままですが、ボールが落ちる場所を観察することでアルミマットと同じように扱えます。アルミマットでは回転を観察しましたが、回転ではなく蹴り足のどちら側(内側や外側等)に落ちるかという見方をすると、サッカーボールで使う発想と同じになります。
アルミマットの芯から離れた場所に棒が当たるとき、「アルミマットが回転する」と表現出来ますが、別の言い方をすると「アルミマットが右(または左)に落ちた」とも表現出来ます。
サッカーボールで使用する発想は、アルミマットで使う回転の見方と同じです。説明するときに使用される言葉が違うだけで中身は全く同じ。回転として表現するか、落ちる場所として表現するかの違い。
例、下のアニメーションの10秒ごろ、アルミマットの芯から左10センチの場所に当てる
棒が芯から左側に当たったため、アルミマットが右側に落ちる。(ボールが横に回転する、または時計回り)
注目する場所が違うだけで、アルミマットの反応は全く同じです。
どうしても納得出来ない人は、アルミマットの青い部分だけ見てください。青い部分がサッカーボールだと考えると理解がしやすいと思います。
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サッカーボールを手で持ち、ももからつま先までを長く使ってサッカーボールを転がしてください。自分の足(つま先)からボールが飛び立つか確認しましょう。
ももからつま先を使うときは、比較的扱いやすい利き足を選ぶといいでしょう。自分の利き足が分からない人は両方の足で試すといいです。(利き足で出来た人は反対側の足も試してください)
ももからつま先を長く使い、サッカーボールを転がす感覚を確認するといいでしょう。足の上を転がるサッカーボールは意外と存在感があることに気付くはずです。結構、ずっしりとした感覚があるかもしれませんね。(下のアニメーションではボールの動きが遅いですが、実際のボールは非常に速い)
サッカーボールが自分の足を走り抜ける感覚とボールの重さを感じてください。サッカーボールの存在感を味わえるのではないでしょうか。
サッカーボールが、ももからつま先まで勢い良く走り抜けるか確認します。ももからつま先までサッカーボールが転がるならば、ボールの芯を重さとして感じられるはずです。
途中、膝(ヒザ)にボールが当たりますが、気にせず転がしてください。サッカーボールがつま先まで転がるなら成功です。(つま先からサッカーボールが飛んでいけば成功)
サッカー選手としての生活が続くと、リフティングをする機会があるかもしれません。今回感じたサッカーボールの重さは、リフティングでは味わえない感覚だと思います。
全ての練習内容を確認したわけではありませんが、おそらく、ももからつま先までサッカーボールを転がす遊びが、一番サッカーボールの芯を感じられると思います。
サッカーボールが自分の足を走り抜ける感覚とボールの存在感も味わえ、サッカーボールの芯を撃ち抜く練習にもなるおすすめの遊びです。
サッカーボールを転がしたとき途中で足から落ちたら、芯がはずれていることになります。(ボールが途中で落ちる場合は、もう少し下で扱います)
サッカーボールがつま先まで転がるなら、ボールがスネや足首あたりに来たときに足を振ってください。(サッカーボールの背中を押すように足を振る)
ボールを加速させるつもりで足を振ると、強烈なドライブシュートになるはずです。ボールの芯が分かるようになると、より速くボールを飛ばせるはずです。
ももからつま先まで転がすときは足首の角度を変えて実験してください。足首を伸ばしたままでボールを転がす場合と、足首を少し曲げた状態で転がすときの違いをボールで調べましょう。
足首を伸ばす蹴り方もいいのですが、少し曲げた方がボールに力を伝えやすいと思います。これは個人の感覚の話なので自分の身体と相談してください。
サッカーおでんの場合は、足首を曲げた方がボールの重さをしっかりと感じられ強いシュートになります。
足首を伸ばすインステップキックだけでなく、足首を曲げるインステップキックも覚えていると空中にあるボールの処理が楽になります。
スネと足の甲を上手に使うことで、ボールの回転を上書き出来ます。例、逆回転をドライブシュートにする。
サッカーボールを転がしたときの反応で移動先を決めてください。何回か試してみて上手に出来たら成功したと考えてください。3つの結果が出ると考えて行き先を準備しました。
ボールを落とす感覚(ボールに回転をかけるときの感覚)もサッカー上達に必要なため、成功した場合でも全て読むことをおすすめします。あとで確認するよりも一気に読んだ方が良いと思いますが、急いでいる場合は移動してください。
「1、つま先まで転がせた」なら「ボールの扱い方」に移動。
「2、サッカーボールがももから落ちた」場合は、このまま続きを読んでください。(すぐ下にあるサッカーボールが足から落ちる場合を読むことをおすすめします)
「3、サッカーボールがスネから落ちた」人は「サッカーボールがスネから落ちる場合」に移動してください。
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ももからつま先を長く使ってサッカーボールを転がそうとしても途中で落ちる場合、サッカーボールの芯の場所が確認出来ていないかもしれません。
ボールが足から落ちても大丈夫なので、何度でも試してください。
何度か試して落ち方に共通点が無いか確認します。
おそらく、落ち方は2種類だと思います。ももから落ちる場合と、膝から先で落ちる場合。
ももから落ちる場合は、サッカーボールを落とす場所が良くないかもしれません。手を使用してボールを落とすため、自分の感覚と実際に落ちる場所にズレがあるのかもしれません。
目で得た情報と手の動きにズレが無いか確認します。ここは難しく考えずに、簡単な方法を紹介しておきます。
ももにサッカーボールを落とすのではなく、ボールがももに触れている状態で手を離してみる。そのまま、つま先まで転がるなら落とすときの動作に問題があったのかもしれません。
ももに乗せた状態から始めてもボールが落ちる場合は、自分が想像する芯の場所と実際の位置が違う可能性があります。このようなときは焦らずにサッカーボールをももで転がしてみましょう。何回か実験して上手に転がるか確認します。
もし、何度実験してもボールがももから落ちる場合は、手でサッカーボールを転がしてみましょう。手というよりは腕ですね。サッカーボールを自分のヒジの上(ヒジの内側)に置き、指先まで転がるか試します。このときの腕の使い方は指定しません。痛みが出ない角度を探すといいでしょう。
何度か腕でボールを転がしてサッカーボールの芯の場所を確認出来たら(ボールが落ちなければ)、もう一度ももにボールを乗せて転がしてみます。ここで成功すれば問題ありません。(腕で出来なくても次を試してください)
ももを高く上げているとボールが上手に転がらないことがあります。下の図(2)のようにボールが自信を持って走り抜けられる角度か確認してください。下の図(1)に近付くほど転がるのが難しくなります。下の図(3)は、転がす気がありませんね。
人生は何が起こるか分からないため、もしかすると出来ないこともあるかもしれません。
腕ではボールを転がせるのに、ももでは上手に転がせない場合は、体勢を確認してください。(腕で転がすことが出来ない人も同じように確認してください)ボールを転がすときに身体が動いてしまうと、つま先まで転がらないことがあります。
ももで転がすときに身体が動くなら、足をどこかに置くのもいいでしょう。身体を支えてくれるものを探し、その力を借りて転がすといいです。
サッカーボールの芯の場所を理解していても、身体がふらつくと最後まで転がってくれません。姿勢がふらつかないか確認しましょう。
体勢が苦しいときは両足を地面につけて転がす(足を前後に開く)ことから始めるといいでしょう。片足立ちは結構難しいため、足を持ち上げる機会が少ない人は苦戦するかもしれません。まずは、ボールが安心出来るように身体を安定させることを考えましょう。(イスを使う、両足を地面につける等、工夫しましょう)
体勢も安定しているのに出来ない場合は、アルミマットで芯の場所を確認してください。そして、ももにサッカーボールを乗せるのではなく、スネから転がすようにしましょう。ももから転がせなくても問題ありません。
試合で使うインステップキックは主に足の甲を使用します。したがって、ももから転がせなくても大丈夫です。スネから転がすやり方に変更しましょう。
スネで転がせるようになったら、ももに挑戦するのもいいかもしれません。出来ないときは、一度飛ばすことも大事です。他のことの方が得意な場合もありますからね。
出来ないときは一度休んでみるのも知恵でしょう。やる気や情熱が十分に残った状態で休むことで、次も挑みやすくなります。長時間頑張ったとしても出来ない場合、精神的にも疲れることがあります。
大切なのは今出来ることではありません。いつか出来ることです。
そのときは出来なくても、少し休むことで上手く出来ることもあります。同じことを続けると疲れから上手くいかないこともあります。
ある程度試したと感じたら、思い切って休むのも賢さでしょう。休むことも練習です。身体を休めている間に、未来の自分が助けに来てくれるでしょう。
今出来ることが一番ですが、出来るのが明日でも大丈夫。楽しみを残しておくことも人生を豊かにする方法の1つです。
明日に備えましょう。
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サッカーボールがスネから落ちる場合は、ボールの動きを観察してください。足の内側に落ちるか、それとも外側に落ちるか。
スネから落ちることは良いことです。悪いことではありません。最初から上手く出来る人は、わざと内側や外側に落とすようにしてください。
ボールがスネから落ちる感覚は、とても大切なもの。
サッカーボールを落とすことは素晴らしいことであるという考えを持ってください。リフティングでは落とさないことを目指しますが、この遊びでは落とすことも目標にします。(シュートは飛ばすが回転等で枠内に落とす、ドリブルやトラップも基本落とす)
つま先から落とす(つま先までボールを転がす)やスネの内側に落とす、スネの外側に落とすの3つ。これは全て大事です。
ボールがスネの内側に落ちる場合
ボールの芯の場所がスネの内側に来ています。つま先まで上手に転がしたい場合は、もう少しボールが外側を転がるようにしましょう。
右足の内側にボールが落ちる場合。
ボールが、もう少しスネの右側を転がるようにします。
左足の内側にボールが落ちる場合。
ボールが、もう少しスネの左側を通るようにします。
ボールがスネの外側に落ちる場合
ボールの芯がスネの外側にあるようです。ももからつま先まで上手に転がしたい場合は、もう少しボールの芯が内側を通るようにしましょう。
右足の外側にボールが落ちる場合。
ボールが、もう少しスネの左側を転がるようにします。
左足の外側にボールが落ちる場合。
ボールが、もう少しスネの右側を通るようにします。
姿勢が原因の場合もある
ボールがつま先まで転がらない場合、姿勢が関係していることがあります。ボールが転がりたい方向と足の向きが同じときに、つま先まで走り抜けます。
蹴り足が、まっすぐ伸びているか確認します。鏡で自分の姿を見たときに肩(腕の付け根)と膝(足のヒザ)、足首が直線になるようにしてください。(下の図2や7のように、縦に伸ばすようにしましょう)
右足の場合は上の図(1や3、4)のように斜めになっていないか確認します。左足の場合は上の図(5や6、8)のように斜めになっていませんか。
足を斜めにするとボールが進みたい方向と足の向きが同じにならず、ボールが途中で落ちてしまいます。ボールの芯の場所を正確に理解していても落としてしまうので気を付けてください。
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下の図の(4から6)を見ると、ボールの扱い方が分かります。(下の図は、ももで扱う場合ですがスネのときも同じです)
上の図(4)はボールの芯を撃ち抜いている状態。上の図(5と6)のようになると、ボールが足の横に落ちます。
ここで完璧に出来なくても全く問題ありません。その理由は、サッカー選手としてサッカーを続けるのならば、サッカーボールを扱う機会は十分に得られるから。気付いたら上手くなっていると思いますよ。
変な人から変な遊び方を教わった程度の認識で大丈夫です。余裕がある人は、ももからつま先までボールを転がせるようにしてください。
この遊びの素晴らしいところは、出来なくても成長出来ること。ボールが足から落ちる場合でもサッカー選手として成長出来るのが素晴らしい。
ももからつま先まで転がす遊びとしては失敗でも、サッカー選手として成長する遊びとしては成功です。サッカー選手として考えるなら、成功と成功しかありません。成功しか出来ない遊びは結構珍しいと思います。特に、サッカーボールの芯を覚える遊びの中では一番ではないでしょうか。
試合中、トラップしたボールが浮いて相手に近付かれ、シュートを撃てないことがあります。これは、ボールを地面に近付けるのが遅れたことが原因です。サッカーの試合では、ボールを落とすことが大事。(シュートもドライブシュート回転で落とす)
オーバーヘッドキック等特殊な場合を除き、ボールを浮かさないことが大事です。ボールを落とすことは素晴らしいことです。大切な時間を使うならサッカーが上手くなる遊びをしましょう。
ボールが落ちるときの感覚
ボールが足の内側に落ちる場合はインサイド回転に、足の外側に落ちる場合はアウトサイド回転になります。この回転を上手に使うことでシュートが得意になります。
シュートを選択する場面で横回転も使えるとサッカーゴールを広く使える。(サッカー場ではなく、サッカーゴールです)
サッカーゴールの大きさは変わらないのですが、点が入る範囲が広がります。シュートコースが広がると表現した方がいいでしょうか。ボールの回転も扱えるようになると、より点を取りやすくなります。
例えば、直線的なボールだとゴールキーパーに止められてしまう場合でも、横回転を使うことでゴールキーパーから逃げるようなシュートに出来ます。(フリーキックの巻いて落とすが分かりやすいでしょうか)
スネの内側にボールが落ちるときの感覚は、シュートにインサイド回転をかけるときに使えます。
スネの外側にボールが落ちるときの感覚は、シュートにアウトサイド回転をかけるときに使います。
ももからつま先までボールを転がす遊びは、成功しても失敗してもサッカー選手としての能力を向上させます。だから、おすすめです。
サッカー経験者でボールの扱い方に慣れている人は、空中にあるボールに横回転をかけるつもりでシュートを撃つといいでしょう。今回確認したスネの内側や外側にボールが落ちるときの感覚を使うことで、より理想のシュートに近付くはずです。
特にアウトサイド回転がおすすめです。アウトサイド回転を使うシュートを教えられる指導者は非常に少ないと思うので、遊びながら覚えるといいでしょう。
自分で浮かせたボールにアウトサイド回転をかけつつ強さを追求してください。シュートの質が一気に上がるでしょう。スネでシュートを撃つつもりで蹴ると、良いボールになるはずです。慣れてきたら少しずつ足首や足の甲に近付けるといいです。
私の予想ですが、シュートでアウトサイド回転を使える指導者は「ほぼいない」と思います。もし存在するならば、日本代表でもロベルト・カルロス選手(ブラジル)のようなシュートを使う場面が増えると思います。(日本代表は日本のサッカー指導者の成績表だから)
おそらく、今の指導者を教えた指導者(先生の先生)が、アウトサイドキックやアウトサイド回転系を禁止されていたのだと思います。(つま先を使うキックも禁止されていた時代かもしれませんね)
上から言われたことを次の世代に言うだけでしょうね。おそらく、脳みそを使っていないと思います。考えているなら自然と気付くことに気付いていませんから。
気付かせることが大事だと言う指導者がいますが、自分で考えて気付けるだけの知性があるなら、指導者の指導者が現役のときに気付いているでしょう。考えても気付かないから指導内容が進化しないのでしょうが。考えて分かるなら指導者や教科書など必要無い。日本人選手を見殺しにしたいの間違いだろう。
全員がそうだとは言いませんが、おそらく多くの人は体育会系の指導者に賢さを期待していないと思います。私は期待していません。
これから少しずつ変わっていくとは思いますが、指導者は勉強しないと思うのでダメでしょうね。役に立たない指導者は放置して、日本人選手だけで上手くなりましょう。
次は、サッカーボールの反応をアニメーションで紹介します。
サッカーボールの扱い方を確認するのに最適でしょう。サッカーボールの芯の場所が分かれば、シュートだけでなくドリブルも上手になります。(ドリブルはボールの芯をはずす技術だから)
ここからはアニメーションを使用してサッカーボールの芯の場所を回転で確認します。
上で説明した内容と同じであるため、見なくても問題ありません。
自分で試すのが一番ですが、試す前の予習として見るのもいいでしょう。人によっては復習になるかもしれません。
アニメーションを見るときは早送りをしてください。(長いです)
ボールの芯を撃ち抜くと無回転になります。回転がかかる場合はボールの芯を撃ち抜いていない。
アニメーションを見たときに無回転なら芯を撃ち抜いている、回転がかかっている場合は芯をはずしたと思ってください。
芯をはずすはドリブルで使います。芯をはずすも大事ですよ。(はずれるではなく、意識してはずす)
少し長いので時間があるときに見てください。(早送りで見るのがおすすめ)
大きなボールを落としたときの反応と、四角いボールと大きなボールを飛ばしたときの反応を準備しました。
サッカーボールを足の甲に落としたときの反応を調べるときは「大きなボールを四角や小さなボール、トゲに落としたときの反応」が分かりやすいです。(こんな感じなのかな程度に見てください)
次は、四角いボールや大きいボールに四角や小さなボール、トゲを当てたときの反応です。サッカーボールを蹴ったときの反応として参考にしてください。
下のアニメーションは大きいボールが出てきてからが本番です。(3分以降)
長いので早送りがおすすめです。
四角いボールは、サッカーボールを27個のサイコロにするときに使ったものです。下のアニメーションがサッカーボールを27個のサイコロにする。
一度理解すれば本物のサッカーボールを扱うときに楽だと思います。試合中でも、サッカーボールの回転を観察出来るようにしてください。
サッカー経験者でも回転を意識しない人が多いかもしれませんね。サッカーボールの回転が未来を教えてくれることがあります。(地面に落ちたあとの動きを回転から予測する。特に横回転がかかっている場合はボールが意思を持っているかのように変化します)
サッカーボールに愛される人になってください。
可能ならサッカーボールの回転を扱えるようにしてください。今後、ドリブルを説明すると思いますが、回転を扱えないと出来ません。回転を知らない選手が多いことが指導者が仕事をしていないことの証明になるでしょう。考えて気付くなら指導者は天才だらけでしょうね。日本人の幸せに貢献しない指導者は不要です。指導者だけでなく日本人に敬意を払わない自称プロも全滅するでしょう。指導者が日本人選手の足を引っ張っている。
サッカーボールの扱い方を説明するのは指導者の仕事。大学からサッカーを始めた私がすることではない。仕事をしない指導者がお金をもらい、指導者の代わりにサッカーの説明をするサッカーおでんが赤字なのはおかしいだろう。ちびっ子の笑顔を守るのが指導者の仕事ではないのか。
処刑台遊びに夢中な指導者達。全滅でしょうね。
下のアニメーションは時間があるときに見てください。サッカーボールの芯を撃ち抜けるようになったら参考にするといいでしょう。(長いので早送りで見るのがおすすめ)
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