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ボールは選手の心臓、止めずに動かし続ける

目次
1、ボールは選手の心臓
2、心臓を止めたときの影響
3、色々なボールと仲良くなる順番
4、ボールは選手の心臓、止めずに動かし続ける

最終更新:2015-03-15 公開:2015-03-15

1、ボールは選手の心臓

  • ボールは選手の心臓

「サッカーボールは、サッカー選手の心臓である」
いきなり変なことを言い出しましたね。上にある文章、ちょっと理解出来ませんよね。
「ボールが選手の心臓であるはずがない」、こう思った人は正常でしょう。

  • 心臓が止まると大変

心臓が止まると大変ですよね。このことについて疑問に思う人は少ないでしょう。
心臓が止まると大変である。だから、心臓が止まるようなことをしないようにする。
人の心臓は、動いているのが自然である。

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  • ボールは動いているか

サッカーではボールを動かします。試合中、ボールは動いていることの方が多いでしょう。
ボールが完全に止まるときは少ない。試合が始まる前と終わった後は、ボールが止まっていますよね。
でも、試合中はボールが止まっていることは少ない。そうですよね、サッカーでは点をとらないといけませんから、シュートを撃つためにボールを動かす必要があります。
シュートを撃つためにボールを動かす。シュートとは、ボールを動かすことですよね。ドリブルやパスも同じです。
トラップでボールを完全に止めたとしても次の動作でボールを動かすため、「ボールを止めるトラップ」はボールを動かすために存在していると考えていいでしょう。(止めるトラップは、ボールを蹴りやすい場所に動かすために行う)
サッカーでは、ボールが動いているのは自然なことのようです。

試合中はボールが動いている時間の方が長く、サッカーは点をとるスポーツであることから、サッカーではボールが動いているのが自然といえるでしょう。(ボールを動かさないと点をとることが出来ません)
サッカーでは、ボールが動いているのが自然である。

  • 心臓とボールの共通点

心臓もボールも、動いているのが自然であることが分かりました。
もし、心臓やボールが動いていないとしたら。どのようになるでしょうか。
次は、心臓やボールが止まったときの影響を確認します。

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2、心臓を止めたときの影響

  • 心臓が止まった場合

人の心臓が止まると大変です。専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、心臓が止まったときは心臓マッサージをすることが少なくないようです。
人の心臓が止まると死亡することもあるため、迅速な処置が必要です。

  • ボールが止まった場合

ボールが止まっても、サッカー選手が死亡することはありません。試合中にボールが止まったとしても、数秒程度でしょう。
一時的にボールが止まることはあっても、長時間止まることは少ない。
ボールが止まるのは一瞬。ボールが選手の心臓だとしても、一瞬だけなら止まっても大丈夫な気もしますよね。
長時間止まらなければ問題無いのではないか。このように考える人も多いでしょう。

  • 心臓は一瞬でも止まると苦しくなる

ここでいう「心臓」とは「ボール」のこと。
サッカーで心臓(ボール)が止まると、選手に大きな影響を与えます。

ボールが止まったときの影響
ボールが止まってしまうと、ボールを持っている選手が苦しくなります。
ボールを持っていない選手ではなく、ボールを持っている選手が苦しくなります。
ボールを止める行為は、自分を苦しめることと同じ。
ボールを止めることが、なぜ自分を苦しめることになるのか。

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  • ボールが止まると苦しくなる理由

ボールを止めると自分を苦しめてしまうと書きました。なぜ、ボールを止めると自分が苦しくなるのか。
それは、相手に反撃する時間を与えるから。
相手が「反撃する時間を与えられたことに気付いた」場合、相手が強ければ強いほど、相手が上手ければ上手いほど、目を輝かせて奪いにくるでしょう。
W杯決勝戦に近付くほど、相手が奪いにくるはずです。
相手がサッカーを知らない場合は、奪いにくることはないでしょう。サッカーが上手くても、指導者の影響で奪いにこない場合もあります。

反撃する時間が生まれる瞬間
「相手が反撃する時間」は、「ボールを一度止めてから次に動かすまで」に生まれます。
自分の足元でボールを止めようとする選手は、次の動作が遅れる傾向があります。この、「次の動作が遅れる」ときが「相手が反撃する時間」になります。
足元でボールを止める選手が反撃されやすいのは、ボールを蹴るときにボールから離れる傾向があるからです。
日本語サッカーを使っている人は、蹴り足も軸足もボールから離す傾向があるため、より自分が苦しくなります。
次に何をするかボールを止めて考えている時間も、「相手が反撃する時間」に変化します。

「反撃する時間」が生まれる瞬間は、「ボールを止めてから蹴るまでの間」と「ボールを止めて考えているとき」等。
ボールを止めると、「相手が反撃する時間」を生み出してしまい、自分を苦しめることになる。

関連するページ
日本語サッカーとは

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動いているボールをシュートをするとき。(一度止めてからシュートを撃つとする)

  • 動いているボールが自分に近付く。
  • ボールを蹴りやすい位置に止める。
  • 止めたボールを蹴る。もし、蹴りやすい場所に止まらなかったら、もう一度動かす。

上にある「2」から「3」のときに、「反撃する時間」が生まれます。
ボールを止めずにシュートを撃てば、「相手に反撃する時間」を与えない。

  • 自分はボールを止めない、相手には止めてもらう

ボールを止めると、ボールを持っている側が苦しくなり、ボールを持っていない側が楽になります。
試合中は、自分がより有利になるように、相手が不利になるようにしましょう。
ボールを止めると、自分が苦しくなります。相手がボールを持っているときは、相手がボールを止めるようにするといいでしょう。
相手からボールを奪うときは、ボールを止める傾向にある選手を狙うといいと思います。
相手が近くにいない場合でも、ボールを完全に止めるのではなく動かすようにしましょう。(特にDF等、後ろにいる選手)
ボールを動かしていれば相手が反応するため、相手の守備が乱れやすくなります。守備が乱れれば、より有利な状況でシュートを撃つことが出来ます。

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3、色々なボールと仲良くなる順番

  • 色々なボール

試合中に使うボールは一つですが、ボールには色々な姿があります。
「元気なボール」、「控えめなボール」、「死んでいるボール」。
ボールの勢いは選手の生命力でもあります。勢いが強いボールほど選手を生かす。

ボールを一度止めるくせがある人は、ボールを止めないようにしましょう。ボールを止めると、ボールが死んでしまいます。
ボールを生き返らせる時間がもったいないので、最初からボールを止めないようにしましょう。
止まった状態から相手を抜くのが難しいのは、「死んでいるボール」を使うから。

心臓が止まった人に協力してもらうためには、まず心臓を動かす必要がありますよね。心臓を生き返らせてから次の動作に入るために、目的を達成するまでに時間がかかります。
「死んでいるボール」を扱うときも同じです。一度ボールを生き返らせてからの動作になるため、少し大変。
ボールを扱うときは、「生きているボール」を選びましょう。

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  • ボールと仲良くなる順番
  • 「生きているボール」
    • 「元気なボール」
    • 「控えめなボール」
  • 「死んでいるボール」
    • 「死んでいるボール」

サッカーでは、ボールが動いていることが多いです。そのため、最初は動いているボールと仲良くなりましょう。
動いていることが多いとは、動いているボールが正常ということ。
まずは、「正常なボール」とはどのようなものなのか知りましょう。「正常なボール」を知ってから「異常なボール」を扱う。
「生きているボール」には、「元気なボール」と「控えめなボール」があります。
最初は「元気なボール」と仲良くなりましょう。「元気なボール」は協力的なため、ボールとの付き合い方をしっかりと教えてくれるでしょう。
「元気なボール」は反応もしっかりしているので、好ましくない接し方をしたら、しっかりと教えてくれます。ボールの反応を見て、ボールの好むこと嫌がることを学びましょう。
「元気なボール」と仲良くなれたら、次は「控えめなボール」と付き合います。

「控えめなボール」は反応も控えめなので、好ましくない扱い方をしてもはっきりと伝えてくれません。そのため、ある程度「ボールとの付き合い方」を知っておく必要があります。「元気なボール」との付き合い方で身につけた知識を使って、「控えめなボール」とも仲良くなりましょう。
「控えめなボール」は反応も控えめなので、自分の好き嫌いをはっきりと言えません。
そのため、ボールが嫌がることをしていても気付かない場合が多いです。
ボールが喜んでいると勘違いしないように気をつけましょう。「控えめなボール」との付き合いでボールの好みを勘違いすると、「元気なボール」と付き合うときに驚くでしょう。
もし、「元気なボール」が変な反応をしたら、ボールの好みを勘違いしている可能性が高いでしょう。

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気をつけること
「正常なお付き合い」と「間違ったお付き合い」があります。
「正常なお付き合い」とは、選手が正常に成長し、ボールと共に幸せになるもの。
「異常なお付き合い」とは、選手が歪んだ成長をし、ボールが不幸になるもの。
「自分を成長させること」を意識してください。「自分の技術を高めること」が、ボールの幸せにつながります。

「元気なボール」に変な反応をされたとしても、「自分の技術を高めること」を忘れなければ、必ずボールと仲良くなれます。
「元気なボール」に変な反応をされたとき、「元気なボールとの付き合いを止めること」を選ぶと、健全な成長が望めず、好ましくない結果になるでしょう。

「元気なボール」に自分を否定されても落ち込まないでください。ボールに悪意はありません。ボールは、あなたに幸せになってもらいたいだけです。ボールに悪意はありません(2回目)。
「元気なボール」に否定されることを嫌がり、はっきりと否定しない「控えめなボール」との付き合いばかり望む人も出てくるでしょう。
「控えめなボール」なら否定されることがないので、嫌な思いをしなくていいと考える人もいるかもしれません。
ボールが変な反応をするのは、あなたに嫌がらせをするためではなく、あなたに幸せになって欲しいからです。
「元気なボール」が変な方向に動いても、悲しまないでください。ドリブルやトラップ等で「元気なボール」が遠くに行くのは、ボールなりの愛情表現です。
「幸せになる生き方」を目指しましょう。「不幸になる生き方」は止めましょう。

生徒達に「不幸になる生き方」をすすめる指導者は少なくないようです。
サッカー選手なら、「幸せになる生き方」を目指しましょう。
指導者や保護者なら、「選手達が幸せになる生き方」を教えましょう。
「不幸になる生き方」を強制する指導者は、選手に「呪い」をかけ、選手の才能を潰します。
「不幸になる生き方」ではなく、「幸せになる生き方」を選んでください。
「元気なボール」との付き合いをさけ、「控えめなボール」との付き合いばかりを選ぶと、サッカー選手としての幸せを手に入れるのが非常に難しくなるでしょう。
「幸せになることを避ける生き方」や「不幸になることを選ぶ生き方」は止めましょう。
あなたのもとに飛んでくるボールが悲しみます。

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「元気なボール」は選手を引っ張ってくれます。「控えめなボール」は、選手が引っ張ってあげましょう。
「控えめなボール」と上手に付き合うことが出来るようになったら、最後は「死んでいるボール」との付き合い方です。
「死んでいるボール」は「生きているボール」と違い、扱い方が難しくなります。
「死んでいるボール」を扱う場合は、まず生き返らせる必要があります。
ボールを生き返らせてから付き合いましょう。

  • 「元気なボール」ボールに接し方を教えてもらう。ボールが選手を導く。
  • 「控えめなボール」すでに習得したボールとの接し方を使って、選手がボールを導く。
  • 「死んでいるボール」ボールを生き返らせる。無事生き返ったら、自分好みのボールにする。

止まっているボールの扱い
「おでん式(日本式)キック」を説明するときに、止まったボールを使って動きを確認することもあります。
試合では動いているボールを扱うことが多いので、練習等、自分の貴重な時間を使うなら「動いているボールを扱う技術」に使いましょう。
新しい技術を習得するときは、できるだけ「動いているボール」で練習してください。
練習では、「止まっているボール」は使わないようにしましょう。
シュートやドリブル、パスを習得する場合は、「控えめなボール」から始めるのがおすすめ。
トラップを習得するなら、「元気なボール」から始めるのがおすすめです。
少し転がっている程度でもいいので、「動いているボール」で練習しましょう。
「止まっている(死んでいるボール)」は最後に扱ってください。

  • 動かす技術と命を吹き込む技術

ボールを扱うときは「ボールを動かす技術」を磨くと思います。シュートで特に活躍する技術です。
ボールを扱うときには、もう一つ技術が必要です。それが「命を吹き込む技術」です。
「命を吹き込む技術」が無くても、それなりの選手になりますが、せっかくなのでこの技術も覚えましょう。
「命を吹き込む技術」とは、「命を吹き込む」のですから「生きていないもの」に使う技術になりますね。そう、「死んでいるボール」つまり、「止まっているボール」に使う技術です。
この技術は、止まった状態から相手を抜くときに使います。この技術を習得すれば何も怖くない。

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  • 生きているボールと死んでいるボールを動かすときの違い

「生きているボール(元気なボール、控えめなボール)」を動かすときは、「ボールを動かす技術」を使います。
「1、動いているボールが自分に近付く」、「2、ボールを動かす技術」、「3、ボールが動く」になります。

「死んでいるボール」を動かすときは、「ボールを動かす技術」と「命を吹き込む技術」を使います。
「1、死んでいるボール」、「2、命を吹き込む技術」、「3、ボールを動かす技術」、「4、ボールが動く」になります。

「生きているボール」と「死んでいるボール」を動かすときの違いは、「命を吹き込む技術」があるかどうか。
止まっている状態から相手を抜こうとしたことがある人は、ボールが勢いよく飛んでいった経験があるでしょう。
ちょっと力が入りすぎると、ボールが遠くに飛んでいきます。
心臓マッサージで例えたら、「ボールを生き返らせようとしたら、心臓を押す力が強すぎて地球の反対側までめり込んだ」になるでしょうか。

  • ボールを扱う2つの技術

「サッカーおでん」では、ボールを扱う2つの技術を紹介しています。
1つめが「ボールの芯を撃ち抜く技術」。
2つめが「ボールの芯をはずす技術」。

1つめの「ボールの芯を撃ち抜く技術」は、シュートやパス等で使います。
2つめの「ボールの芯をはずす技術」は、ドリブルやトラップ等で使用します。
今回紹介した「ボールを動かす技術」が「ボールの芯を撃ち抜く技術」と「ボールの芯をはずす技術」。
「命を吹き込む技術」は「ボールの芯をはずす技術」に含まれます。

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4、ボールは選手の心臓、止めずに動かし続ける

ボールは選手の心臓です。心臓が止まると大変なように、ボールを止めると苦しくなります。
ボールが止まると攻撃が止まり、良い流れも止まります。
人の身体全体に血液が流れているように、ボールもフィールドにしっかり流しましょう。
特定の部分しか血液が流れないと体調が悪くなるように、ボールも特定の場所ばかり動くと、好ましくない結果になることが少なくないようです。
試合全体の血の巡りがよくなるように、ボールを全体に動かしましょう。

運動しているときは、心臓の動きが速くなります。のんびりしているとき、心臓はゆっくり動く。
ボールを動かすときも、そのときの状態に合わせて動かし方を決めるといいでしょう。
ゆっくり休みたいときや急ぐ必要がないときは、ボールをゆっくり動かす。
点をとるときや急ぐときは、ボールを速く動かす。

ずっと同じ速さでボールを動かすと、次にすることが相手に予測されやすくなります。
休むときは、しっかり休む。急ぐときは急ぐ。運動をするときに自分の心臓の速さが変わるように、試合中のボールの速さも変化させましょう。緩急を覚えると、より魅力的な選手になれます。
心臓と上手に付き合える人は、サッカーが上手くなるでしょう。
ボールは自分とチームの心臓であり、試合の心臓でもある。
ボールと心臓。2つの心臓を上手に扱える人が、偉大な選手になるでしょう。

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ボールと一緒に上手くなるメニュー

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2015年3月15日作成。追加組

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