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プレッシャー、人とボールどっちが怖い

目次
1、人とサッカーボール、恐ろしいのはどっちか 怖いのはどちらか
2、人よりもボールの圧力が強い理由その1、高さ編 プレッシャーと高さは関係あるか
3、人よりもボールの圧力が強い理由その2、横幅編 プレッシャーと横幅の関係
4、本当に人はボールよりも大きいのか 高さと横幅からプレッシャーを考える
5、プレッシャーまとめ プレッシャーが生まれる理由とオマケ話

目的
プレッシャーの正体を知り、プレッシャーとの付き合い方を知る。
理由
相手からのプレッシャーを克服して、余裕を持ったプレーを手に入れるため。

最終更新:2015-01-22 公開:2015-01-22

1、人とサッカーボール、恐ろしいのはどっちか

近くに相手選手がいるときと、近くにサッカーボールがある場合、プレッシャーが強いのはどちらでしょうか。
プレッシャーというのは、相手からボールを奪われるかもしれないという不安のようなものです。

自分がドリブルをするときに、相手にディフェンダーになってもらい、プレッシャーをかけてもらおう。
今度は、相手がいた場所にサッカーボールを置いてみよう。
同じ位置に人とサッカーボールがある場合、どちらがプレッシャーを感じるだろうか。

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  • そのプレッシャーは本物か

おそらく、人の方が圧力があると感じるはずです。
私は、人よりもサッカーボールの方が、圧力が強いと思います。
なぜ、私は人よりもサッカーボールの方が、プレッシャーが強いと言うのか。

それは、私の好みに関係があります。
私は、膝より下でボールを扱うのが好きです。
多くの人は、膝よりも下の位置でボールを扱う時間が多いでしょう。
「膝下でプレー」する場合、恐ろしいのは人間よりもサッカーボールになります。

2、人よりもボールの圧力が強い理由その1、高さ編

  • ボールと自分の足を比べる

まず、サッカーボールを見てください。
次に、自分の足を見てください。
自分の足を見て、何か感じないでしょうか。

  • ボールを動かす

止まっているボールと自分の足を見たら、次はボールを動かしてみましょう。もちろん、足で動かしてください。
今、ボールを動かしたとき、自分の足をどこにもっていきましたか。
ボールを触れる空間は、ボール一つ分です。
ボールを動かした足は、ボールが最初にあった空間のどこかを通ったはずです。
ボールの真上1メートルで手を動かしても、ボールは動きません。
ボールの真上1メートルでは、ボールに触れないので、動かせないのは当たり前ですよね。
もし、ボールの真上1メートルを触ってボールを動かせたなら、その能力を使って別のことをした方がいいでしょう。

ボールよりも上の空間で手を動かしても、ボールは動かないことが分かりました。
次に、ボールを触ってみましょう。
ボールに触ると、ボールは動く。これも当たり前ですよね。
もし、ボールに触ってもボールが動かないなら、身体が透けていないか確認してください。

ボールに触れないと、ボールは動かせない。
ボールを動かすには、ボールに触る必要がある。

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  • サッカーの試合ではボールを奪い合う

サッカーの試合では、相手とボールを奪い合います。
相手の身体の大きさに関係なく、ボールを動かすことが出来る空間は一定です。
ボールに影響を与えることが出来る空間は、常にボール一つ分。
これを知れば、相手の高さは関係ないことが分かるでしょう。
ボールより上の空間を触っても、ボールは奪えませんからね。
ボールを奪うには、ボール一つ分の空間に触れる必要があります。
この空間は、ボール一つ分より大きくなることはありません。
サッカーボールよりも高さのある人。
高さがあると、何となくプレッシャーが凄そうですよね。
相手のボールを奪うためには、相手が持っているボールを動かさないといけない。
ボールを動かすためには、ボールを動かすことが出来る空間に身体のどこかを当てる必要がある。
相手のボールを動かそうとしても、ボールを動かすことが出来る空間の高さはサッカーボール一つ分ですから、サッカーボール一つ分より高い位置にあるものは意味がなくなります(地面にあるボールを頭では奪えないから)。

空中にボールがある場合でも、ボールの高さより上にあるものではボールを奪うことが出来ない。
また、空中にあるボールよりも低い位置にあるものも、ボールを奪うことは出来ない(ボールに触ることが出来ないから)。

高さ編まとめ
ボールに影響を与えることが出来る空間は、常にボール一つ分である。
ボールに触ることが出来ない位置にあるものは、ボールを奪うことが出来ないため、あっても無くても変わらない。
ボールを奪えるものとは、ボールと同じ高さにあるものだけである。

ボールよりも上にあるものは、ボールを奪えないことが分かりました。
ボールより上のものは、無視してもいいでしょう。(ボールより下も同じ)
今度は横幅に注目します。

3、人よりもボールの圧力が強い理由その2、横幅編

ボールを見てみよう。ボールの高さは、どれぐらいだろうか。
ボールが使っている空間(私達がボールに力を与えることが出来る範囲)をみてみよう。

ボールを積み重ねることは出来ないので、ボールを少し大きめな箱に入れて重ねます(下の図)。
ボールを入れた箱が、触れることが出来る空間。

  • ボールと人を比べる

サッカーボールと人を比較してみましょう。
どちらが圧力があるだろうか。

人とボールの大きさを比べた絵

上の図を見ると、人の方がより多くの空間を使っています。
ボール1つ分の空間を1としたら、人は5以上になるでしょう。(ボールの高さを30センチとして、身長が150センチの場合)

この話を聞くと、やっぱり人の方が圧力が強そうな気がしますよね。
でも、ちょっと待ってください。
ボールを地面に置いて、もう一度自分の足と比べてください。
高さではなく、横幅に注目すると、新しい発見があると思います。

足とボールの大きさを比べた絵

ボールと自分の足を比べると、上にある図のようになりませんか。
私の足とボールを比べた場合、上のようになります。

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  • ボールと足の比べ方

かかとをそろえて立つ。右足の小指から左足の小指までの長さが、ボールの直径と同じぐらい。
私の膝下の横幅(上の図、水色になっている足の部分)より、ボールの横幅の方が大きいことが分かります。
足の大きさや身長には個人差があっても、膝から下の幅(上の図の水色の部分)は、そんなに変わらないと思います。
自分の足とボールの横幅を比べたとき、どちらが大きいですか。
おそらく、ボールの方が大きいのではないでしょうか。
ボールがある空間全てを足だけで埋めるのは難しい。
ボールがある空間を埋めることが出来ないのは、人の足よりもボールの方が大きいから。

横幅編まとめ
ボールと足の大きさを比べると、ボールの方が大きい。
ボールがある空間全てを、自分の足だけで埋めることは出来ない。
人間の足では、ボールに影響を与える空間全てを埋めることは出来ない。

4、本当に人はボールよりも大きいのか

  • ボールは丸い

ボールは球体です。常に丸い状態ですよね。ボールが半分になって、別々に動くことはありません。
一方、人の足はどうでしょうか。さっきは足の横幅を知るために、かかとをつけました。
サッカーの試合中は、両足のかかとがついていることは少ないですよね。
守備をする人の足を思い浮かべてください。
右足と左足、離れてますよね。
人が歩くときや走るとき、止まっているときも両足が開いている方が多いでしょう。

  • ボールと足の違い

仮に、ボールの横幅と足の横幅が同じだとしましょう。
足の横幅がボールと同じだとしても、人が守備をするときやボールを奪いにくる足は、片方だけのはずです。
両足のかかとをつけたままボールを奪いにいこうとすると、転んでしまいますからね。
人の足がボールだとしたら、半分になったボールが圧力をかけているようなものです。

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  • 足を広げたら横幅が広がるのか

ボールの横幅よりも足の幅が小さいなら、両足を大きく広げてみましょう。
足を広げると横幅を増やすことは出来ますよね。
でも、横幅を増やした分だけ、右足と左足のあいだには、大きな通り道が出来てしまいます。
ボール1つ分、横幅を増やしたら、両足の間にボール1つ分の空間が生まれる。
両足を大きく広げても、広げた分だけ両足の間に空間が増える。
これでは、横幅を増やせたとはいえないでしょう。

  • 半分になったボールの圧力

半分に分かれたボールがあなたの目の前にあったとき、プレッシャーを感じますか。
おそらく、プレッシャーを感じる人はいないと思います。
全く圧力を感じないという人も多いでしょう。

人の立場で考えると、ボールより人の方がプレッシャーが凄いように思えますが、ボールからみるとボールの高さよりも大きい数字は、あまり意味がないでしょうね。
人の高さは意味がない。では、横幅はどうだろうとなったとき、人の足の方がボールの横幅より小さいため、ボールの方が圧力をかけることが出来るという結論になるでしょうね。

高いところから見るから、プレッシャーを大きく感じるのかもしれません。
私の体験ですが、実際の身体よりも大きく感じさせる選手がいました。
上手い選手というのは、実際の身体よりも大きく見せることが出来るのでしょう。
落ち着きがある選手は、より大きく見えると思います。

本当に人はボールよりも大きいのか、まとめ
ボールよりも人の与えるプレッシャーの方が大きいと答える人が多い。
プレッシャーはボールを奪われそうな状況で生まれる。
ボールを奪いにくる足の大きさは、ボールの半分ぐらいで実は怖くない。

5、プレッシャーまとめ

上の方で、人よりもボールの方が恐ろしいと言いましたよね。
それは、私が膝から下の高さでボールを扱うからだと書きました。
私にとっては、人よりもボールの方が、プレッシャーをより多く与えることが出来る選手です。

ここまで読んだ後に質問をしてみます。
ボールが目の前にあったら、焦ってしまいますか。
たぶん、焦りませんよね。

もう一つ質問をしましょう。
ボール以下のプレッシャーしか与えることが出来ない人が目の前にいたら、焦ってしまいますか。
この質問への答えが、ボールのときと同じなら最高です。

相手選手の身体の大きさを意識するのではなく、ボールに触ることが出来る空間だけを意識しましょう。
ボールに触ることが出来る空間は、常にボール一つ分です。
ボールを奪いに来るのは、相手の足が多いでしょう。
相手がボールを奪いに来ても、相手の足の大きさと動きを意識しましょう。
身体の大きさがボールを奪いに来るのではありません。相手の足が奪いに来るのです。
プレッシャーが怖いなら、相手の足をしっかり見てください。
あなたが思っているほど、相手の足は大きくないはずです。
プレッシャーを生み出すのは相手ではなく、相手の小ささに気づかない自分自身です。

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おまけ、私の場合
私の場合、相手のプレッシャーを理解するだけの賢い頭を持っていなかったので、相手ゴール前で、なぜ相手選手は身体を激しくぶつけてこないのか腹を立てながら、シュートを撃ってました。
後で知ったことですが、ファールになるとペナルティーキックになるから、激しくいけなかったようです。
相手がただ近付くだけなのは、私が初心者だから手抜きをしているのではなく、実は精一杯のプレッシャーをかけていたと知ったのは、もっと後の話。
相手は二人三脚をしていたのではなく、真面目に守備をしていたと気付くのに結構時間がかかったのは内緒。
よく考えてみれば、対戦相手は私が初心者なのを知らない。
試合中に相手がついてくるのが面白かったので、無駄に動きまくった練習試合。
後で、マークされプレッシャーをかけられていたことを知る。
サッカーって、難しいですね。

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2015年1月22日公開。初期組

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